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金持ち脳の特徴

2015年10月31日
・人間関係が幅広い
・自己投資にお金を惜しまない
・好奇心が旺盛である
・誰に対しても自分の知らないことを素直に質問できる
・人の話を聞いて即行動に移すことができる
・人の良い部分をすぐに真似することが得意
・偏見が少ない
・判断基準として「まず何でもやってみる」という考え方を持っている
・夢や目標がはっきりしている
・朝型で健康に気を配り体を大事にしている

『金持ち脳と貧乏脳』茂木健一郎著 総合法令出版

実験の成果
この研究成果は、自分で選んだ感覚が伴うときには、失敗は必ずしも悪いことではなく、いわば「成功のもと」となる積極的な意味を持つ情報として処理される脳内メカニズムが前頭前野腹内側部に存在することを強く示唆するものである。

自己選択条件では自分で選んだストップウォッチを、強制選択条件ではコンピュータに指定されたストップウォッチを使用して、ゲーム課題を行なった。4.95~5.05秒の間で止めることができれば成功としてポイントを加算し、そうでなければ失敗としてポイントを加算しなかった。実験終了後、各実験参加者に、自己選択条件と強制選択条件のどちらの方によりポジティブな気分を持ったかを尋ねたところ、90%以上の人が、自己選択条件を選んだ。自己選択条件と強制選択条件で、ストップウォッチ課題の成功率を比較したところ、難易度はまったく同一であるにも関わらず、自己選択条件の方が、有意に成功率が高かった。使うストップウォッチを自分で選ぶことのできた自己選択条件では、腹側線条体の活動は失敗時に低下したが、前頭前野腹内側部にはそのような活動低下が見られなかった。

実験方法
 大学生男女の実験参加者が、0.05秒以下の誤差でストップウォッチを5秒で止めることができると成功、そうでなければ失敗となるストップウォッチゲームに取り組んだ。このゲーム課題を行う際に使うストップウォッチのデザインを、自分で選んだとき(自己選択条件)と、強制的に選ばされたとき(強制選択条件)とで、脳活動がどう異なるかを、磁気共鳴画像撮影装置(MRI)を用いた脳機能イメージング法によって調べた。
実験結果
実験参加者のうち90%以上の方が、自己選択条件の方が強制選択条件よりもポジティブな気分になったと答えた。そして,実際の難易度はまったく同じであるにも関わらず、自分でデザインを選べた場合(自己選択条件)の方が、強制的に選ばされた場合(強制選択条件)よりも課題の成績が統計的に有意に高かった。また、脳活動において、悪いことがあると活動が低下することが知られている前頭前野腹内側部において、自己選択条件でのみ、失敗に対する活動低下が見られなくなった。すなわち、自己選択条件では、前頭前野腹内側部が失敗をただ悪いこととして捉えているのではないことが示唆された。同じように悪いことがあると活動が低下することが知られている腹側線条体においては、失敗に対する活動低下は自己選択条件と強制選択条件の両方で同じように認められた。

【著 者】
村山 航(レディング大学)
松元まどか(玉川大学脳科学研究所)
出馬圭世(カリフォルニア工科大学・日本学術振興会)
杉浦綾香(東京大学)
Richard M. Ryan(ロチェスター大学)
Edward L. Deci(ロチェスター大学)
松元健二(玉川大学脳科学研究所)*研究グループ責任者

一般に「他人任せでなく、自分のことを自分で決める」こと(自己決定)は重要だと言われているが、自己決定が脳にどのような作用を及ぼすかについては分かっていなかった。本研究では、良いことがあると活動が高まる前頭前野腹内側部と腹側線条体に着目し、自分がこれから遊ぶゲームのデザインを、自分で選んだときと強制的に選ばされたときとで脳活動がどう異なるか、脳機能イメージング法を用いて調べた。
その結果、ゲームのデザインを自分で選んだ場合(自己決定)、たとえゲームで失敗しても,前頭前野腹内側部がそれを「成功のもと」とポジティブに捉え、その結果、やる気と課題の成績が向上することが示唆された。
本研究は、失敗を「成功のもと」とプラスに捉え、高い学習効果を維持する、学習者中心の教育方法の開発と普及、ひいてはやる気に満ちた社会の実現に貢献すると期待される。

【著 者】
村山 航(レディング大学)
松元まどか(玉川大学脳科学研究所)
出馬圭世(カリフォルニア工科大学・日本学術振興会)
杉浦綾香(東京大学)
Richard M. Ryan(ロチェスター大学)
Edward L. Deci(ロチェスター大学)
松元健二(玉川大学脳科学研究所)*研究グループ責任者

生徒の保護者と保護者会の時にLINEで何かあった時は連絡をとりたいと言われ、LINEでやり取りを始めた先生がいました。その母親は、精神病院に入院歴のある不安定な母親でした。母子家庭で、子どものことで1日中連絡が来て、夏休みも冬休みもなくなったと相談が来ました。若い先生の中には保護者とLINEでやり取りする先生もいますが要注意です。

不安定な生徒とLINEでやり取りをしていた先生がいました。夜中までLINEでやり取りする中で生徒に恋愛感情が芽生え、その先生が他の生徒と話していると不安定になり、わざと階段から転げ落ちたり、トイレの個室で自殺未遂を図ったり、その先生が距離を置こうとすると、ネットにその先生の悪口やデマを書き、教育委員会にもその先生からいじめられた、ワイセツな行為をされたと電話を入れ精神的に追い詰められた先生がいました。

飲み会のあと酔っぱらって絡んでいるところをスマホで撮影され、ユーチューブにアップされた先生がいます。今は簡単にどこでも誰でも撮影できる時代です。学校外でもしっかりと模範的な行動をとらなければなりません。

授業中の隠し撮り

2015年10月24日
授業中、わざと先生を怒らせ、スマホで隠し撮りし、どなっている部分だけを編集してユーチューブに載せるなどのいたずらの相談がありました。学校としても、しっかりとした対策をとる必要があります。

大学を出たばかりの先生の中に、ツイッターやフェイスブックで他の先生方や校長の批判を書く先生がいると相談を受けます。生徒を指導しなければならない立場の人間がネット上に批判を書いたり、他人の個人情報を載せるのは問題です。

職員室でも若い先生方がスマートフォンやタブレットを操作している姿を見かけます。年配の先生方は何やっているか分からないと言うのです。資料作成・スケジュール管理を理由にしている先生方もいます。しかし、生徒たちに言わせれば、「仕事じゃないでしょう。あれ、明らかに手の動きから見てさ、ゲームやっているよ」
 そんな先生が生徒に指導できるわけがありません。先生が職員室でゲームをしていれば、生徒も言うことを聞かなくなります。年配の先生方も分からないで済ませてはいけないのです。学校内では、生徒だけでなく、教職員間でもタブレット・スマートフォンの利用には校内でルールを設ける必要があるのです。

叱れない先生は、よくこのように言います。
「あのさ、ちょっとほかの先生方の間でうわさになっているからよ、
おまえあまりやらないようにしたほうがいいぞ。
ほかの先生方に知れたらまずぞ」
これは注意ではありません。ほかの先生方にばれちゃまずいぞ。と他人事のように言ってしまうのです。

学校の先生方の中には、生徒にブレーキをかけることができない先生もいます。若い先生の中には、生徒をあだ名で呼んでいるような先生もいます。面白いあだ名や顔の特徴で呼ぶと生徒たちが大笑いし、子どもたちの間でもそのあだ名が広がります。それが原因で学校に通わなくなったという生徒からの相談もあります。あだ名を付けたのは先生だった。だから、先生に言い返せない。みんながそれをまねして、自分をひどいあだ名で呼ぶようになった。だから、もう学校なんて通えない。
さらに、そのような先生ほど生徒を叱れません。叱ろうと思っても強く指導してしまうと、自分が今度、嫌われるのではないかという思い込みがあるので、生徒を叱ることができないのです。

LINEで無視

2015年10月19日
LINEのグループで自分が発言すると、みんなから一斉に無視をされる。誰かが何か発言(書き込み)すると、そうだよね、そうだよねってリアクションがあるのに、その子が発言するとみんな一斉に無視して別の話題に変わってしまうのだそうです。そしていつの間にか学校でみんなと一緒にご飯を食べていても、どうも会話がかみ合わない。それは友達同士でその子だけを除外して、もう1つ別のLINEのグループを作っていてそこでみんなやりとりしていたのです。これは『外し』行為と言われています。

LINEで誹謗中傷

2015年10月18日
「ねえ、みんな、授業中LINEをやるのやめようよ」
と提案したのです。そうすると、
「お前、うざいよ。
むかつくんだよな。
お前死ねよ」と一気にその子が誹謗中傷されてしまいました。注意した子は、その後、精神的に追い詰められ、学校に行くことができなくなってしまいました。この子の提案したことは正論です。しかし、「授業中のLINEはやめようよ」とつぶやいたことが原因で、「お前死ねば」などと言われるようになってしまう。これは、面と向かって言葉で言われるよりもつらいのです。文字として残ってしまうと、一斉にみんなの目にさらされてしまうのです。

子どもたちに話を聞くと、授業中でもLINEを利用している子どもがいると言います。携帯電話、いわゆるガラケーでメールを入力している場合は、音などから先生たちは気がつくようですが、スマートフォンを机の上において指で操作していても、先生から見たら勉強しているようにしか見えないのです。学校の先生方も授業中は静かだと言います。それは、LINEに夢中になり話をする子が減っているからです。

LINEで誤解

2015年10月16日
人間は、顔を見合せて話をしていると、「ああ、こういう気持ちで言っているんだな」という細かなニュアンスが相手に伝わりますが、LINEの短文で書かれたメッセージは誤解を招きやすいと言えます。書き込んだ人は冗談のつもりでも、読む人によっては冗談だと受け止めない場合もあります。

LINEでは1対1でもコミュニケーションができますが、最高100人まで同時にグループトーク(会話)することができるのです。一人一人が書き込むメッセージは短文です。その書き込みを読んだら「既読」というマークがついてしまいます。既読という文字がついたのに返信しなかったら、『無視しているの?』っていうことになり、学校に行っても無視されてしまうのです。

親は、食事の時でも
「お母さん、毎日一生懸命ご飯作るからちゃんとお互いに顔を見ながらご飯を食べよう」
と言うべきです。
「友達に言っておきなさい。うちの母親は鬼婆だと言っていいから、この時間はLINEできないからご飯食べ終わってからやろうよ」と親として伝えるべきです。
勉強の時も
「本当に裕子はトモちゃんのこと大切に思っている?ユキちゃんのことも本当に大事?
本当に大事だったらお互いに成績落としあうようなことしないでしょ?
夜中の2~3時までLINEやっていて学校で居眠りしているのは、友達とは言えないでしょ?
友達のふりをしている人がやることでしょ。お母さんはあなたにちゃんとした友達を
作ってもらいたい。友達だったらちゃんと言えばわかるはずよ。そんなことも言えない
時点で、友達とは言えないよ」と、きちんとと言える親にならなくてはいけないのです。

LINE依存の子ども③

2015年10月13日
先日、ある学校の保健室の先生に聞いた話です。
「今、保健室が夜遅くまでLINEを利用している子の睡眠の場所になっている。
本当に具合の悪い子が保健室を使えなくなっている。どうしたらいいですかね?」
なんてことを言っていました。
これは明らかにおかしい状況です。

LINE依存の子ども②

2015年10月12日
子どもたちから「LINEってどこでやめればいいんですか?」といった相談は多いです。人の気持ちが分からなくなったら、このようなこと状態になってしまうのです。親の気持ちが分からないからずっとLINEなど、スマートフォンを片手にご飯食べているのです。夜中までLINEを続け、お互いに成績を落としあうのは、表面上だけの友達です。深夜までLINEを続けて、学校では居眠りする子も増えています。

LINE依存の子ども①

2015年10月11日
フィルタリングを外している子どもほど、スマートフォンを片手にLINEやゲームをやりながらご飯食べています。子ども部屋にまでケータイを持ち込んでメールやLINEをやりながら勉強しているのです。深夜の2~3時になってもずっとLINEを利用している子もいます。

一番大切なことは、子どもに伝わるような言い方ができているかどうかということです。例えば、子どもにフィルタリングを外してと言われた場合、
「お母さんね、もしあなたに何かあったらお母さん、どうしていいかわからないもの。
お母さんね、あなたからいくら嫌われても構わないからフィルタリングは外さないよ。
それでお母さんの事、大嫌いになるんだったら嫌われても構わない」
このように、子どものことを思って、子どもの心に伝わるような言い方をすれば、子どもは納得します。感情的になった言葉は怒りを生むだけで、子どもの心には響きません。

反抗する子ども

2015年10月09日
子どもは高校生くらいの思春期に差し掛かると親に反抗してフィルタリングを外したがります。反抗されると、親も感情的に
「フィルタリングなんて、外すわけないでしょ!あなたが自分のお金でスマートフォン買うようになったら外してもいいけど、お母さんのお金で買っている。だからフィルタリングは外さないよ!」
と言ってしまうと、子どもも感情的になり、
「うるさいな!くそばばぁー!!」
と大ゲンカになってしまいます。

子どもたちの言葉を鵜呑みにして、フィルタリングを外すような無責任な親になってはいけません。フィルタリングを外した親御さんに、「なんでフィルタリングを外したのですか?」と聞くと、「私は子どもを信じていますから」とか「うちの子は大丈夫」なんてなどという返事がよく返ってきます。子どもから理解がある親だと思われたい。子どもから嫌われたくない。と思っている親ほどフィルタリングを外してしまいます。
親であれば、子どもから嫌われても子どもを守ることが大切です。命は一つしかありません。何かあってから後悔しても遅いのです。

誕生日

2015年10月07日
今日で生まれて50回目の誕生日です。本当に月日がたつのは早いです。
これからも毎日、自分自身ができることに全力で取り組んでいきます。
時代の変化のスピードも速いですが、どんなに時代が変わっても多くの人の役に立つことをやっていきたいと思っています。

勉強とか調べ物とかできなくなるからフィルタリングを外して」と言う子もいます。ネット上にある情報には信憑性がないものが多数あります。子どもたちが通う学校もどんな人でも教員になることができるわけではありません。教員免許を持って教員採用試験を通り、認められた人しか教員にはなれないのです。使用する教科書もすべて審査があります。
インターネット上では犯罪者であっても誰であろうが書き込みができ、疑わしい情報が氾濫しています。これがインターネットの世界です。 フィルタリングを設定することによって、信憑性がないものや有害なものをブロックしていくことは、子どもを守る上で大切なことです。

「クーポンが手に入らなくなる」と言う子どももいますが、手に入らないのは未成年が利用してはいけないクーポンのみです。通常のクーポンは手に入ります。
「ゲームができなくなる」と言う子もいますが、審査を通ったゲームのサイトはすべて利用できます。

子どもは親に対して「だってフィルタリングなんてかかっていたらLINEできなくなるもん。LINEやるためにスマートフォンにしたのに意味ないじゃん」
「音楽とかダウンロードできなくなるんだよ。
着うたも着メロもダウンロードできなくなるからフィルタリング外してよ」
などと言ってきます。
実際は、フィルタリングを設定していても、着うたも着メロも音楽もすべてダウンロードできます。利用できなくなるのは違法な音楽サイト、審査を通ってない音楽のサイトのみです。

フィルタリングには、いくつかの方式があるのですが、代表邸なものとして、ホワイトリスト方式とブラックリスト方式という種類があります。昨年、フィルタリングを利用しているとLINEが利用できなくなる不具合がありましたが、現在では全ての携帯電話会社が、フィルタリングサービスを利用していてもLINEが利用できるように改善されています。

ブラックリスト方式のフィルタリングを利用していても、スマホ本体にフィルタリングをかけてもLINEは利用できるようになりました。 フィルタリングは、子どもを犯罪やいじめから守るためにあるものです。フィルタリングが、どのようなものかを理解もせずに簡単に外してしまっているのは問題です。

最近では、地下鉄や電車に乗っていると、小学生、中学生でもスマートフォンを持っている子どもを多数見かけます。その子たちがLINEをずっと使っているのです。LINEを使っている子どもたちに聞くと、フィルタリング(インターネット上の有害サイトなどを 一定の基準で評価判別し、選択的に排除する機能) を外していると答えた子どもたちが多いことに驚きました。「なぜフィルタリングをかけていないのか」と聞くと「フィルタリングがかかっていたらLINEができない」と子どもたちが言っているのです。親御さんたちも、子どもたちが言っていることを鵜呑みにして、誤解されている方が多いことに驚きました。これは実際には正しくありません。

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