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個人差はあるが、不登校にいたるまでは、次の3要素がある。
1.子ども自身の性質上、成長の段階で現れる要素
2.家庭、学校、地域の人間関係が作り出す要素
3.学校での嫌なこと、恐ろしいこと、不都合なこと、不利益なことなど

⑤見栄っ張りの親
親の見栄をはる道具として子どもを利用する。子どもをいい大学に入れる。親の見栄っ張りに反抗して不登校になる子もいる。
⑤叱れない親
自由や権利を尊重するのが当然と思う親が増えれば、不登校も当然増える。我慢することや、いやなこと、面白くないことでもやらなければならないことを小さい頃から教育しなかった場合、思春期に子どもが問題をおこすと,さらによさを見せ未成年の喫煙を許す親も多い。(人に迷惑をかけるようなことをした場合は厳しく叱る。)

③弟や妹が不登校になるケース
夫婦関係が悪いと信頼と愛情を親から学べず、不信、あきらめの気持ちが強くなり級友や友人関係に敏感になりささいなことで、不登校になりやすい。家族のなかで、兄、姉が不登校になったり、非行に走ったり、卒業しても職につかなかったり、父親がすぐに会社を休んだり、転職したりの状態があると、まったく手がかからない弟や妹も不登校になるケースが多い
④増える子どものしつけができない親
子どものしつけがしっかりされていない家庭が増えているのも実情である。過干渉としつけはまったく違う。しつけのされている子どもがしつけのされていない集団に入ると適応できなく不登校になるケースも多い。(子どものしつけが出来ない、ほったらかしの家庭が増えている。)

①親が自立していない
いまだに親が自分の親(祖父母)から精神的に自立していない場合は親自身の社会性が身についていないので、子どもに社会性が育つはずがない。
②父性が乏しい父親
子どもの能力でおとっているところを鍛え、我慢する厳しさを教える父親の父性が乏しい。これがなされていない子どもは何かあるとすぐ不登校になりやすい。過干渉との違いに気づくことも必要(無理に勉強させることは厳しさではなく過干渉である。)

不登校経験者の3割がひきこもりになるが、ひきこもりになると、自分の部屋にこもり、カーテンも閉めっぱなし、お風呂も入らなくなる、着替えもしない、部屋には誰も入れず、散らかしっぱなし、食事も親とはせず、会話もなくなる、1日の大半をゲームや、ネットにはまり、昼夜逆転をおこす、また退行をおこし母親と一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たり、ひざに乗ってくる子もいる。また、家庭内暴力につながるケースが多い。

子どもは基本的に学校に行かなければならないものだと思っている。中学生になれば、学校に行かなくなると不利益になることはわかっている。不登校は大人が考えるよりずっとエネルギーを使うので、その大変さを押してまで不登校を続けることは、大変なエネルギーを必要とするのだ。不登校の初期は、風邪と似た症状から始まる。37度くらいの微熱、頭痛、腹痛、体のだるさなど。また、トイレに入るとなかなか出てこない。など。朝に症状がでて、学校を休ませると元気になる。休日や夏休み、冬休みなどには症状が出ない。熱が下がったときに汗がでない。また、水分をよくとるようになる。(皆さんが、人前に出て、あがった時や、ストレスがたまっている時に、喉が渇くのと同じである)

子どもが学校を休み始めて1週間たつと「いじめにあっているのではないか」など、不安とあせりが大きくなり、子どもを問い詰めたり、怒鳴ったり、冷静になろうとしても、朝になると「今日も休むのか」と気持ちが暗くなる。多くの場合子どもに理由を聞いても、はっきりした答えは返ってこない。「頭が痛かったんだもん」など体調のせいにしたり、別に・・・しか言わない子、無言を押し通す子もいる。「わが子なのに何を考えているかわからない」と考えだすとこれを許してはこの子のためにならないと無理して学校に行かそうとする。お説教自体があらたなストレスにつながってしまうのだ。しばらくは、お説教や問い詰めから少し離れてにこやかで穏やかな時間を子どもと過ごしてほしい。

疲れは人を否定的にし、神経過敏になって、小さいことにも動揺し、何気ない言葉や行為を否定的に受け取り、冗談を本気に受け取り、人のちょっとしたしぐさが気になり、自分で自分を苦しめる。親が先回りを止めると子どもは、ビックリするくらい変わる。不登校の子どもは、家庭でエネルギーをためることが出来なければ、慢性的エネルギー不足になる。また、子どもとの会話だけでなく、夫婦の会話が大切である。明るい笑顔と笑い声が家庭の中に響いているだけで、子どもの中にエネルギーがたまる。夫婦での会話がなかったり、喧嘩ばかりしていたり、仲が悪く、寝室も別々の状態だは、子どもの精神状態は、かなり悪くなる。

不登校の子は、弱者ではなく、メンタル面では、むしろ、強い。思い込みが激しく、こだわりも強いため、周囲に溶け込めない。学校では、お昼休みが苦痛で仕方ない。みんながグループになって食べていても、ぽつんと、一人で、黒板を見てご飯を食べる。長いお昼休みは特に周りの目が気になって仕方がない。
家の中では、すぐごねて要求が通っていたのが、仲間の中で自分を主張しすぎ、仲間はずれになると、自分では、なぜ、そうなるかがわからず、ちょっとしたことで、「死にたい」、「自殺したい」と口にする。
先回りは、子どもが困らないように、失敗しないようにと言う愛情だと考えている親が多いが、実際は、子どものことで気をもんだり、心配したくないため、親の都合から行っているのである。将来明らかに子どもが困るのを親は早く気づかなければならない。

不登校の子どもを見ると、依頼心や、責任転嫁が多い。朝寝坊して遅刻したときも、『何で起こしてくれなかったんだ。』と不満になる。ほしいものは目の前に用意されていて当たり前だと思い込んでいる。自分が理解していることは、当然、相手も理解していると思い込んでいる。相手の立場でものを考えるのが難しいのである。

小学生の頃、「今日一緒に遊ぼう」と言われ、遊びたくないのに「うん、いいよ。」と答えてしまう子は、無意識に「いいよ」と答えなければならない。と誤解している。人との距離のとり方がわからないのだ。中学生くらいになると、表現力のなさや、精神年齢の幼さ、から、人間関係に誤解を生みやすくなり、いじめの対象になったりする。

退行

2017年02月17日
「幼児退行」「子ども返り」長くひきこもっていると、子どもっぽい言動が目立ってくる。このような環境におかれた時は、誰でも退行する。退行することで精神のバランスを保っているとも言える。ひきこもりの退行がもたらす最大の弊害は、家庭内暴力である。家庭内暴力は退行がなければおこらない。

不眠・昼夜逆転

2017年02月16日
長くひきこもっている人は、明け方眠って、夕方起きる。これを何とかしようと思うのは、間違いである。生活のリズムだけ合わせても、ひきこもりの解決には、つながらない。ひきこもりの状況が変われば、昼夜逆転のような浅い症状はなくなる。

心気症状

2017年02月15日
病気だと勝手に思い込む。本当は異常がないのに頭が痛い、お腹が痛いなど、常に身体の不調を訴え続ける傾向がある。環境が変わると、あっさり治ってしまうことが多い。

対人恐怖

2017年02月14日
自分のことを半分だけ知っている人が一番怖い。しゃべったことがないクラスメート、挨拶程度の隣人が一番苦手。(相手が怖いのではなく、相手にどう思われているのか?が一番怖い。

日内変動

2017年02月13日
たいていは、朝方は、気分が悪く、夕方になるにつれ和らいでくる。1日の間で気分の変動がある。

強迫症状

2017年02月12日
繰り返し手を洗わなければ気がすまない。同じことを何度も確認しないと気がすまない。など症状は日を増すごとに深刻化していくことが多い。

自己臭恐怖

2017年02月11日
自分の体から変な匂いがしていると思い込み、人の中に入れない。
過去に人から言われたことを引きずっているケースも多い。
実際は他人からすれば全く気にならない臭いでも他人から
臭いと言われている。と思い込んでいる。

視線恐怖

2017年02月10日
ひとの視線が気になって仕方がない。皆が自分を見ている気がする。
視線が怖くて引きこもりがちになる。

赤面恐怖

2017年02月09日
人前で顔が真っ赤になり恥ずかしい思いをしたことから、またそうなるのではないかと心配で、不安になり人前に出れなくなる。

1.ハンバーガー、インスタントラーメン、カップ麺、
栄養ドリンクは極力避ける。
2.肉類、白砂糖、牛乳、卵は、週1~2回に抑える。
(血液を酸性化するため、大量の酸素を必要とする脳、
 神経系の機能が狂いを生じてくる。

4.朝鮮人参(精神安定、疲労回復、不眠症の改善)
5.ローヤルゼリー(心身衰弱の回復)
6.玄米【白米に混ぜる】(うつ病の改善)
7.野菜(にんじん、れんこん、せろり、やまいも、キャベツ,ねぎ類)・
海藻・小魚・黒ごま・わかめ(精神安定に効果的)

心身疲労に効果があり、気持ちを安定させる飲食物をまとめておく。
衣食住の中で特に食は、ひきこもっている子どもがいる家庭では、重要である。ひきこもりの子どもの約7割に慢性疲労症候群(前向きに物事を考えられない。)が見られるが、この症状は、これらの飲食物を食べ飲み続けることにより改善される。
1.イチョウ葉エキス(慢性疲労症候群の改善)
2.甘草茶(うつ病の改善、疲労回復)
3.どくだみ茶(うつ病の改善、疲労回復)

てんかんの症状④

2017年02月05日
■複雑部分発作
単純部分発作と異なり、発作の開始後の早い時期より意識障害を伴います。病巣は側頭葉に存在します。既視感(きしかん)、未視感、幻嗅(げんきゅう)、幻聴などの前兆の後に意識障害と自動症(口唇、舌、手指の自動的な運動や歩行など)が出現し、2~3分持続します。その後にもうろう状態となります。発作中の記憶は残りません。

てんかんの症状③

2017年02月04日
■単純部分発作
小発作や大発作は原因不明の特発性てんかんですが、単純部分発作は大脳皮質に限局性の病変が存在する症候性てんかんです。症状は病変の存在する部位によって異なりますが、意識障害は伴いません。例えば前頭葉の運動領野の病変では、反対側の手足にけいれんが生じます。異常放電が周囲に広がり、それに応じて局所のけいれんが次々と進展していく発作は、ジャクソン型てんかんと呼ばれています。この異常放電が全脳に波及し、意識障害と全身のけいれんが生じ、二次的に大発作に移行することもあります。

てんかんの症状②

2017年02月03日
■小発作
特発性の全般発作です。短時間の意識消失発作で、通常、大きなけいれん発作は伴いません。前兆なく突然に生じます。急に一点を凝視したり、会話を中断したり、話しかけに応じなかったりしますが、2~10秒後には正常に戻ります。あまりに短時間すぎて患者自身にすら自覚がないこともあり、単にうわのそらといった印象しか与えないこともあります。この発作は、5~10歳の小児期に発症し、成人期までに約半数は治癒しますが、一部は大発作に移行することもあります。8歳以降の発症、男児、難治例、光過敏症の存在などは大発作になる危険性を増大させるといわれています。

てんかんの症状①

2017年02月02日
■大発作
特発性の全般発作です。何の前兆もなしに突然意識消失とともに倒れます。高音の叫び声が発せられることもあります。倒れた直後より全身の強直性けいれん(筋肉の強い緊張のため四肢〈手足〉がつっぱった状態)が生じます。1分以内に治まりますが、この間呼吸停止のためチアノーゼがみられます。その後に関節の屈曲と伸展を交互に繰り返す間代性けいれんに移行します。この間に舌をかんだり、尿便の失禁がみられたりします。間代性けいれん終了後には、深呼吸状態となり、口中に増加した唾液が泡となって吹き出されます。その後もうろう状態を経て睡眠に移行します。数十分で覚醒しますが、発作中のことはまったく記憶に残りません。

てんかん

2017年02月01日
てんかんとは、大脳ニューロンの過剰興奮によって生じる反復性の発作を主な症状とする慢性の脳疾患です。人口の0.5~1%程度の有病率があり、比較的頻度の高い疾患です。難治例もありますが、大半が適切な薬物によって発作をコントロールすることができ、治療の継続によって治癒も期待できます。

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