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1度投稿された画像は海外のサイトに載せられることもありすべて削除するのは極めて難しいと言えるでしょう。またLINEやメールで出回った画像をすべて削除するのは実質的に無理だといえます。裸の画像や他人に見られたくない画像は相手がだれであっても絶対に記録に残すべきではありません。1度撮影された画像はいつネット流出するかわからないのです。

遠距離恋愛であまり会えない相手に頼まれ裸の画像を送ってしまう子もいます。何故、送ってしまったのかを聞いたところ、「彼を信じている」「特別な存在だから」「浮気されたくないから」などの答えが返ってきました。また、見ず知らずの人とネット上で友達になり、頼まれて裸の画像を送ってしまった女の子もいますが、何故、見ず知らずの人に裸の画像を送ってしまったのかを聞いてみると、「むしろ見ず知らずの人だから平気だと思い羽目をはずしてしまった」との答えが返ってきました。 恋人や、ネット上で知り合った人に裸の画像などを送ってしまうと、それが消せない傷として一生残る可能性もあるのです。

インターネット上には、無断投稿と思われる日本人の卑猥画像がいくらでも見つかります。これらの行為は、同法違反だけではなく、名誉毀損やプライバシー侵害にあたる立派な犯罪です。公開すると相手を脅せば脅迫罪にもなります。18歳未満の被写体の場合は、児童ポルノ禁止法違反になり、厳しい刑罰を受ける可能性があります。対象が18歳以上であっても、わいせつ物頒布罪となる可能性があります。

無許可で撮影した他人の写真を投稿するのはプライバシー侵害として禁止する法律は各国で存在します。しかし同意の上で撮影された写真の場合は、別れたあとで公開しても違法とされていなかったため、別れた腹いせにより多くの人々が、信頼していた相手によって裸の画像をさらされ、相談してくるケースが増えていました。2015年11月27日に私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律が施行されてからは、同法違反による有罪判決が相次いでいます。

スマホでの撮影が主流になり、カメラで撮影しフィルムを現像に出すのと違い、人には見せられないような写真も気軽に撮影する人が増えています。アメリカでは2000年代後半から、少女たちの間で、自分の裸や下着姿の画像をメールに添付して恋人に「プレゼント」するのがはやり出しました。日本でも、LINEやメールで恋人やネットで知り合った相手に自分の裸の画像や下着姿を送るなどの行為も広まってきています。

SNSで知り合った相手に送った裸の画像や動画がネットに流されているという中高生からの相談が多発しています。東京三鷹市の女子高生殺人事件では、容疑者によって被害者のポルノ画像が出回ったことを受けて、日本でも「リベンジポルノ」という言葉が広まりました。

子どもを児童ポルノや児童買春から守る為にも、子どもが使うスマホ、タブレット、ゲーム機、音楽プレイヤーにフィルタリングを設定し、子どもを狙った犯罪者から子どもを守らなければなりません。ただし、フィルタリングは万全ではありません。フィルタリングをかけているからと安心せずに、使用する場所も親の目の届く、リビングに限定し、興味半分で出会い系サイトなどは見ない。ネットで知らない人とやり取りしない。ネットで知り合った人には絶対に会わない。など子どもと決まり事を決めることも大切です。

送られてきた画像が本人のものであるという保証など全くありません。また、文字でのやりとりであれば、性別などいくらでもごまかしがききます。裸の画像を送るのが危険なのは当然のことですが、ネット上で知り合った“女性”に対しても、同性だからと信用せず、むやみに自分の個人情報はさらしてはいけない。と指導していかなければなりません。

ネット上でのトラブルでは、“相手のことを女性だと思いこんで、うかつに自分の画像を送ってしまった”というケースもあります。SNSで親しくなった“女性の友達”から、「友情の証に裸の画像を交換しよう」と言われ、相手から女性の裸の画像が送られてきたので信用し、自身の裸の写真を送ったところ、実は相手は男性で交際を迫られるなどのトラブルに発展したケースもあります。

ネット上での関係だと現実感がなくなって、恥ずかしいという感覚が薄れるようです。またカメラで撮影してフィルムを現像に出すのと違い、人に見せられないような写真でも簡単に撮影して相手に送ってしまう未成年も多いと言えます。

「なぜ見ず知らずの相手に恥ずかしい画像や動画を送るのか?」と思うかもしれませんが、「むしろ見ず知らずの相手だからこそ羽目をはずしてしまった」という未成年からの相談も少なくありません。実際、ネットで知り合った高校生の男子に裸の画像を送ってしまった小学4年生の女の子がいました。実は高校生だと思っていた相手はクラスの同級生で、クラスの男子生徒の間で女子児童の裸の画像が回ってしまったという相談もありました。

無料通話アプリのID交換掲示板での被害相談も増えています。子どもが自ら裸の画像を載せたり、援助交際を求める書き込みをしているケースもあります。またSNSで知り合った相手に頼まれて裸の画像を送ってしまった児童もいます。実際に付き合っている彼氏ではなく、ネット上で知り合った相手に裸や下着姿の画像を送信して、のちにトラブルになるケースも非常に多いといえます。

デジタルタトゥー

2017年03月19日
ネット上の画像、動画などはデジタルタトゥーといわれ、完全に削除するのは、極めて難しいといえます。児童ポルノの被害者の苦しみは一生続くこともあるのです。児童ポルノや児童買春は、子どもの心身に大きな傷を残します。児童買春や児童ポルノなどの被害のきっかけになっているのが、写真カプセルや出会い系サイト、SNSなどです。

児童ポルノ

2017年03月18日
児童ポルノとは、18歳未満の者の性的な行為等の写真や動画などのことで、児童ポルノを不特定若しくは多数の者に提供し、又は公然と陳列した者は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金、またはその両方が科せ られます。「児童ポルノ」は、その画像や動画がネットにアップされてしまうとあっという間に拡散してしまいます。

アメリカの心理学者エルマ・ゲイツ博士は人間の吐き出す息を冷却したガラス管に集め、液体空気で冷やして出来る沈殿物について実験しました。怒っている時は、栗色で、悲しんでいる時と苦しんでいるときは、灰色、後悔して苦しんでいる時は,淡紅色の沈殿物が出来ました。栗色の沈殿物を水に溶かし、ねずみに注射したところ、わずか数分でねずみは死んでしまいました。もし、1人の人間が1時間腹を立てていると80人の人間を殺すことが可能な毒物が発生するのです。人間の血液も、怒ると黒褐色で渋くなります。悲しむと茶褐色で苦くなります。恐れると紫色ですっぱくなります。健康であるためにはいつもニコニコ笑顔でいることが大切です。怒り・悲しみ・苦しみ・憎しみは、周囲にも迷惑をかけ、自分自身を一歩一歩追い詰めていきます。
心からの笑顔は、まわりを幸せにします。イライラやため息は周りの人を不快にします。表情は言葉以上に周りに影響を与えます。
いつもイライラしている人は、身体の具合がいつも悪く、病気になりやすい。私たちは、酸素を吸い込んで生きています。その酸素が全身に流れているのです。自ら作った悪い酸素が身体中にいきわたるのですから恐ろしいことです。酸素との関連や、自らつくった化学物質が血液の色の構成まで変えてしまいます。それによって身も心も傷ついてしまいます。ひきこもりの子どもがいると、窓も、カーテンも閉め切ったままで、空気の入れ替えをしないので、家族全体で後悔したり、苦しんでその空気を吸っていると家族全員の調子もおかしくなってしまいます。

摂食障害

2017年03月16日
19世紀後半に英、仏で注目され近年増えてきた病気で、青年期の女性に発生が多い病気。摂食障害には、主に神経性無食欲症(拒食)と神経性過食症の2つの病態がある。

①拒食
食欲がなくなり、内分泌異常などの身体的変調がある。どんなにやせていても自分が異常だとは認めない。神経症状の出現を助長することにより、より食欲がなくなるという悪循環になる。
②過食症
「気晴らし食い」と呼ばれる過食行動を頻繁に繰り返す。過食直後に嘔吐あるいは、下剤を乱用する浄化行動が見られる。無気力、抑うつ的治療を求める傾向がある。(自分が異常だと自覚している)
※拒食症と過食症は、全く別の疾患ではなく、相互に移行したり重複したりするような病気であり、その患者は、非常に多様で病像も複雑である。

パニック障害

2017年03月15日
人は危険を感じると心臓は、高鳴り、息は速くなるといった正常な反応ですが、パニック障害は、危機でないのに、脳が幻の危機を感知してパニック発作が起こる病気。発作の時は、息苦しくなって、心臓が速く打ち、胸が痛くなるなどの症状が急に出てくる。汗が激しく出たり、体が震えたりする。病院で心電図の検査をとると何の異常も出ない。典型的なパニック発作は、怖い感じがするが、もともと人間の正常な反応が急にあらわれたものだから危険は、まったくない。電車などで、非常に強い死の不安、恐怖によって卒倒することもある。人ごみの中、家でひとりでいるときなど、いつも決まった場所で起こる人もいる。ひきこもりになる傾向がある。

②急性の場合は、動悸、冷や汗、恐怖感が生じるもので、発作的に繰り返す場合もある。パニック障害に分類されている。そうした不安発作に襲われた結果、また発作が起こるのではないか。と言う予期不安が起こったり、発作が起こりそうな場所を怖がり避けるという恐怖性の状態になることもある。また、いままで関係のなかったことまで不安に思えてくるなど慢性の不安状態が続くようになる。

①漠然と何か悪いことが起こるのではないか。と不安になり、考えれば、考える程、不安になる(予期不安)そうした不安の対象が時と共に少しずつ全般的に慢性の不安状態になる。

強迫症状

2017年03月12日
自分の思いに反して不合理な考えが、繰り返し浮かんできたり、ある行動を繰り返しとらざるを得ない状態になる。これらのことは、軽いレベルでは、皆が経験している。しかし、このような強迫症状(強迫行為、強迫観念、強迫衝動)によって、生活していくのに難しくなってしまうと、病気として治療しなければならない。

統合失調症

2017年03月11日
脳をはじめとする神経系の病気。脳の機能がまったく駄目になったり、人間性が失われる病気ではない。日本では、精神科入院患者の中では、約6割を占める。10代後半から発症することがある。幻聴・幻覚があり、想像できないような妄想をすることがある。テレビニュースで自分のことを放送している。アナウンサーが自分に合図しているなど。病気になったことへの劣等感・ひけめ・自信喪失など、こころが萎縮している。ストレスに弱い。心が優しく、純粋で正直、隠し事が出来ない、真面目、小心で思いやりのある人がかかりやすい。20代が一番多い.40代になってから統合失調症になることはまずない。

躁うつ病

2017年03月10日
内因性の精神病で感情や気分が障害を受ける病気。躁状態とうつ状態が入れ替わる場合、躁のみ、うつのみの場合もある。

・躁状態
気分が高揚し、爽快感にあふれる状態。自信に満ち、疲れを感じない。その反面、怒りっぽくなったり、誇大妄想を持ったり注意が散漫になったりする。
・うつ状態
抑うつ気分。不安や焦燥を感じる状態。抑うつ神経症と違う点は、思考力や集中力が減退すること。また、抑うつ気分が朝方に激しく、夕方になると軽くなる日内変動が見られる点です。うつ病では、身体症状も多く、睡眠障害や食欲減退、便秘などがみられる。身体症状が主に前面にみられるうつ病を仮面うつ病という。
・治療と予後
主に薬物治療が主になります。うつの場合は、病前性格から、かなりがんばりすぎていることが多く、出来る限り早く休息を取るようにし、自殺をしないように約束するなどの対応が必要になる。多くの場合予後は、比較的良好。

抑うつ神経症

2017年03月09日
軽度の抑うつ状態が長く続くことを言う。離婚、近親者の死、リストラなど、何らかのきっかけがあることが多くストレスとの関連もある。特にきっかけとなる出来事があったとき、素直に「悲しむ」ことが出来ないときになりやすいと言われる。そうした出来事から時間がたった後に気持ちの落ち込みを始めようとする軽度の抑うつ症状が出現し、そのまま長引いて回復しなくなることが多い。治療としては、抗うつ剤の投与が中心となる。場合によってはカウンセリングにおいて、その場では体験できなかった「悲しみ」を再体験するという「喪」の作業を行うことも有効である。例えば、喜怒哀楽の感情がわかない場合は、うつ病を疑ったほうがいいかもしれない。(素人判断は危険なので、医療機関、相談機関にまず、相談することが大切である。)

自律神経失調症

2017年03月08日
不規則な生活や習慣などにより、身体を働かせる自律神経のバランスが乱れるため自律神経のバランスが乱れるためにおこる様々な身体の不調のこと。内臓や器官の病変によるものではないので病院で検査しても異常なしと言われる。遺伝体質、性格、ストレスの感受性により症状の出かたも様々であると言われ、治療は、心身両面から柔軟に行うことが必要。

15.親の会に参加し、気持ちを楽にし、親が本音で話せる仲間を作る
16.子どもの恨み,つらみにうろたえない。(子どもの眼を見て話を聴く。
うなずき、首ふりも大切。)ここまでできれば、後は時間の問題だ。ほとんどの家庭が、ひきこもりの子どもの心を間違って理解し、間違った対応をしている。(正論は、まったく通じない)
17.家族以外とかかわりを持てるようになると青年デイケアー、溜まり場、
自助グループなどひきこもっていた青年同士の関係が大切になってくる。【精神保健福祉センターで把握】まずは、親密な仲間を作ることが社会に出て行く第一歩となる。同じ悩みを抱えた仲間とバイトを始めたり、学校に復学したり、仲間獲得は大きな力になる。

11.家庭内暴力を抑える。【入院では治らない】
12.子どもの要求は笑顔で受け入れる。
13.定年になった父親が家にこもりっきりになるのは、大変有害である
(外出の機会を増やす。再就職先を探す。などの対策が必要)
14.お小遣いは、十分に渡す。(お金がなくては社会参加出来ない。
決めた額を親の給料日に銀行振り込みで渡すのが望ましい)

5.親は濃密に子どもに関わらず、親は親で好きなことをする。
6.子どもの反応がなくても、笑顔で、子どもが興味を持っている話題を話しかける。
7.なかなか子どもと接点を持つことができなければ、手紙、メールを利用する。
8.昼夜逆転を許す
9.下着を取り替えずお風呂も入らない子は、下着を見えるところに
2~3日おいておき、いったんかたずけてから、また出す。それを繰り返す。手紙は毎回そえる。
10.退行を抑える

ひきこもりの子どもは自分からは絶対に外出しないと言う専門家もいるが、親が変われば、どんな子でも外出を促すことが可能だ。ここで、親に心がけてほしい17か条をあげておく


1.学校、お金、兄弟、友達、将来の話題は、本人からするまで出さない。
2.なまけ、わがまま、甘え、本当は何がしたいの?と言う言葉は、この世に存在しないものだと思う。
3.過干渉(先回り)はやめる。
4.いつも笑顔でいる。夫婦の会話を増やし、夫婦間もいつも笑顔で。

ひきこもりのほとんどは、不登校経験者であり、内向的で非社交的な子に多い。8割が男性である。男性のほうが社会参加へのプレッシャーが強い。男性の方が諦めが悪い。大学浪人を考えても多浪は男性しかいない。「これだけ時間をかけたのだから、もっといい大学にはいらねば・・・」というしがみつきから抜け出せなくなる。ひきこもりも長くなれば、1発逆転を考え、人を見返してやりたいという気持ちが強くなる。そういう思いが社会復帰を阻んでいる。女性のひきこもりは、「お前はだめな子だ」と否定的に育てられた子に多い。
ひきこもりの子どもは自分からは絶対に外出しないという専門家もいるが、親が変われば、どんな子でも外出を促すことが可能だ。

精神科医でひきこもりについて理解しているかたは、まずいないから、相談に行っても「病気ではないので心配ない」「問題ないので様子を見てください」と事実上の門前払いをくらってしまう。「今度は本人を連れていらしてください」と問題発言をする医者もいる。また、精神科に行くと医者が立派な椅子に座り、白衣を着て、えらそうに座り、患者は、小さくなって、クルクル回る椅子に座る。これだけでも聞けない雰囲気とか、こんなこと聞いたら失礼とか、話せない雰囲気が出来上がっているのだ。

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