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恋人や、ネット上で知り合った人に裸の画像などを送ってしまうと、それが消せない傷として一生残る可能性もあるのです。1度投稿された画像は海外のサイトに載せられることもありすべて削除するのは極めて難しいと言えるでしょう。またLINEやメールで出回った画像をすべて削除するのは実質的に無理だといえます。裸の画像や他人に見られたくない画像は相手が誰であっても絶対に記録に残すべきではありません。1度撮影された画像や動画はいつネットに流出するかわからないのです。

インターネット上には、無断投稿と思われる児童ポルノ画像がいくらでも見つかります。見ず知らずの人とネット上で友達になり、頼まれて裸の画像を送ってしまった女の子もいますが、何故、見ず知らずの人に裸の画像を送ってしまったのかを聞いてみると、「むしろ見ず知らずの人だから平気だと思い羽目をはずしてしまった」との答えが返ってきました。

アメリカでは2000年代後半から、少女たちの間で、自分の裸や下着姿の画像をメールに添付して恋人に「プレゼント」するのがはやり出しました。日本でも、LINEやメールで恋人やネットで知り合った相手に自分の裸の画像や下着姿を送るなどの行為も広まってきています。

SNSで知り合った相手に送った裸の画像や動画がネットに流されているという未成年からの相談が多発しています。東京三鷹市の女子高生殺人事件では、容疑者によって被害者のポルノ画像が出回ったことを受けて、日本でも「リベンジポルノ」という言葉が広まりました。スマホでの撮影が主流になり、カメラで撮影しフィルムを現像に出すのと違い、人には見せられないような写真も気軽に撮影する人が増えています。

現在は写真袋・写真箱は、配信停止となっていますが、同様の機能を持ち児童ポルノの温床となっているアプリは多数配信されています。一度「逮捕」のニュースによって以前よりも児童ポルノ画像を投稿する人は減りましたが、「不起訴」により、再び画像共有アプリでの児童ポルノ被害相談が増えています。

2014年10月には神奈川県座間市の中3男子(14)が「写真カプセル」で児童ポルノ画像を公開して、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)などの疑いで書類送検されました。少年はパスワードをツイッターで公開、不特定多数の閲覧が可能な状態としていました。アプリは、すでに10万件以上ダウンロードされていました。このように小遣い目当てで未成年によるとみられるわいせつ画像投稿が相次いでいます。

“ID”を登録するだけで利用でき、秘密のパスワードを設定して写真や動画を投稿。秘密のパスワードを入力して写真や動画をダウンロードします。投稿してから14日間はサーバーに保存され、投稿者が設定した120時間以内の“無料時間内”は、“秘密のパスワード”を入力するだけで、誰でも閲覧、ダウンロードが可能です。しかし、それ以降は”カギ”が必要になります。この”カギ”はアプリ内で有料(100円)で販売されており、“カギ”を購入すれば、誰でも閲覧、ダウンロード可能になります。購入金額の15%が投稿者のポイントとなり、ギフト券に交換することができるのです。ポイントを稼ぐために裸の画像や卑猥な動画を投稿する未成年も後を絶たず逮捕者も出ています。

「写真カプセル」「写真BOX」「写真カプセル」「動画コンテナ」「写真館」は、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで使えるアプリで、動画や写真を共有する為のものなのです。どちらも、画像や動画へ合言葉を決めてネット上にアップし、合言葉を知っている人だけがアップしたものをダウンロードすることができるアプリです。

勝央町講演会

2018年05月16日
本日は、岡山県勝央中学校で生徒向けの講演会を実施し、
夜は、岡山県勝央公民館で町民の方向けの講演会を実施
しました。皆さん真剣に講演会に耳を傾けてくれました。
充実した1日となりました。

子どもを児童ポルノや児童買春から守る為にも、子どもが使うスマホ、タブレット、ゲーム機、音楽プレイヤーにフィルタリングを設定し、子どもを狙った犯罪者から子どもを守らなければなりません。ただし、フィルタリングは万全ではありません。フィルタリングをかけているからと安心せずに、使用する場所も親の目の届く、リビングに限定し、興味半分で出会い系サイトなどは見ない。ネットで知らない人とやり取りしない。ネットで知り合った人には絶対に会わない。など子どもと決まり事を決めることも大切です。

SNSで親しくなった“女友達”から、「友情の証に裸の画像を交換しよう」と言われ、相手から女性の裸の画像が送られてきたので信用し、自身の裸の写真を送ったところ、実は相手は男性で交際を迫られるなどのトラブルに発展したケースもあります。送られてきた画像が本人のものであるという保証など全くありません。文字でのやりとりであれば、性別などいくらでもごまかすことができます。裸の画像を送るのが危険なのは当然のことですが、ネット上で知り合った人に、むやみに自分の個人情報はさらしてはいけない。と指導していかなければなりません。

昨日、東京から金沢に移動し、本日は、
石川県鹿西高等学校で講演会を
実施しました。
皆さん真剣に講演会に耳を傾けてくれました。
これから新幹線で帰ります。

子どもが自ら裸の画像を載せたり、援助交際を求めたりする書き込みをしているケースもあります。また、SNSで知り合った相手に頼まれて裸の画像を送ってしまった児童もいます。「なぜ見ず知らずの相手に恥ずかしい画像や動画を送るのか?」と思うかもしれませんが、むしろ見ず知らずの相手だからこそ羽目をはずしてしまうのです。実際、ネットで知り合った高校生の男子に裸の画像を送ってしまった小4の女児がいました。ネット上での関係だと現実感がなくなって、恥ずかしいという感覚が薄れるようです。フィルムカメラで撮影してフィルムを現像に出すのと違い、人に見せられないような写真でも簡単に撮影して相手に送ってしまう未成年も多いと言えます。

本日は、4月から教員になる先生方向けの研修会でした。
皆さん、一生懸命、講義に耳を傾けてくれました。
岡山県の生徒たちのために頑張ってくれると
確信しています。

「児童ポルノ」は、その画像や動画がネットにアップされてしまうとあっという間に拡散してしまいます。ネット上の画像、動画などはデジタルタトゥーといわれ、完全に削除するのは、極めて難しいといえます。
児童ポルノや児童買春は、子どもの心身に大きな傷を残します。児童ポルノや児童買春の被害のきっかけになっているのが、写真カプセルや出会い系サイト、SNSなどです。最近は、無料通話アプリのID交換掲示板での被害相談も増えています。

本日は、神奈川県横須賀市衣笠中学校講演会で生徒向けの講演会を実施しました。
生徒の皆さんは最後まで集中力を切らさずに講演会に耳を傾けてくれました。

本日は、下北沢成徳高校で生徒向けの講演会でした。
生徒の皆さんは真剣に講演に耳を傾けてくれました。

◆トラブルから身を守るために②

複数のSNSサイトを利用している人は、それぞれのサイトから個人情報が集約されてしまう可能性があります。ネット上で知り合った人へ、氏名・住所・学校名・勤務先・家族構成・恋人・結婚相手の情報まで特定され、ストーカー被害を受けた人もいます。
スマートフォンにはGPS機能が内蔵されており、画像やインターネット上の書き込みへ位置情報を付け加えることができます。便利な機能ではありますが、画像の撮影場所や現在位置が特定される可能性があるため、この機能は無効化しておく方が良いです。
誰もが閲覧できるインターネットは、掲載内容・掲載画像に責任を負わなければならないことを忘れてはいけません。

中部大学講演会

2018年05月01日
本日は中部大学で教員を目指す学生さん向けの講演会を実施しました。
皆さん真剣に講義に耳を傾けてくれました。
とても充実した1日となりました。

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