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大掃除

2012年11月30日
明日は大みそかですが、毎年31日は実家に帰省するので、大掃除は30日にします。1年の汚れを落とすのは大変です。大掃除は半日が仮になりますが、やはり大掃除が終わると心までさわやかになります。今年の汚れはきれいに掃除してすがすがしい気持ちで新年を迎えるようにしましょう。

加害者に対しての対応で、注意しなければならないことは、しっかり相手の性格を考えて対応しなければならないという点です。今まで先生から叱られた経験が無い子が、面白半分でネットに書き込みをし、学校側は、その子に対して、担任、学年主任、生徒指導部長が厳重注意をして、生徒が思いつめて命を絶ってしまったことがあります。取り返しがつかないことになる前に生徒の性格をしっかり考えた対応が学校側には求められてます。また、被害者の生徒の言葉を一方的に信じるのではなく、加害者と思われる生徒の話にも真剣に耳を傾ける必要があります。怒鳴ったり、威圧することは教育ではありません。本当にまずいことをしたと気付かせることが大切です。例えば、掲示板の誹謗中傷などに関しても、怒鳴られて恐怖から、ページを閉鎖したり、書き込みを削除した場合、今度は先生方に見つからないようにパスワードを設けたり、海外のサーバーを使い日本の警察や法律が介入できない書き込みをしたりしてしまいます。間違った対応をすると、ネットいじめが余計に先生方の目の届かないところで行われてしまうのです。場合によっては、生徒が命を落とすこともあり得るのです。また、加害者が複数の場合は、同時間に別室で複数の教員が1対1で対応するようにします。そうすることにより加害者の嘘を見抜くことができます。加害者を同時に集めて話をすると当然、自己弁護ばかりがでてしまい、被害者に原因があるような結論になってしまいかねないからです。また加害者の人格を否定するのではなく、今までその生徒とかかわってきて、その子の良かった面があればしっかり認めたうえで、加害者の犯したいじめがいかにいけないことであるか、根気強く気付かせることが大切です。仮に1日で反省したように見えても、時間がたつと、また、同じことを繰り返すケースが多いので、一ヶ月間は毎日,放課後、話し合いの時間を持つようにしたほうがよいでしょう。また、いじめが起こりやすい、給食の時間やお昼休み、掃除の時間も極力、先生方で協力体制を取り生徒と一緒に過ごすように心がけることも大切です。


心理療法カウンセラー安川雅史のブログ

生徒の相談に乗るときは必ず座って話をしてください。立ったままの状態で話を聞くことは絶対にしてはいけません。立ったままの状態は喧嘩状態なので生徒の不安を大きくしてしまいます。座って生徒と視線を合わせて話をしてください。ただし、生徒の目をじっと凝視してしまうと、生徒を精神的に追い詰めてしまいますので、生徒の目が、泳ぎ始めたり、瞬きが多くなってきたら、先生のほうから、そっと下を向いて一度視線をそらして、また生徒を見るように心がけてください。生徒の話を聴くときは、大きく頷きながら話を聴く事が大切です。大勢の前で話をしたことがある人ならわかると思いますが、話をしているときに聴衆が頷いてくれるだけで、かなり話しやすくなるはずです。ただし、むやみやたらに頷けばいいというものではありません。半分うわの空で相槌を打っていても、生徒との信頼関係はできないので生徒に安心感を与えたり、本音を聞きだすことはできないでしょう。

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生徒の相談に乗るときに時間設定をしないで相談にのる先生がいますが、不安定な生徒の相談にのると話がいつまでたっても終わらないことがあります。時間を設定し、時間内に頭の中で話をまとめて相手に伝える能力を身につけさせることも大切です。生徒が集中して話ができる30分から50分程度で相談時間を設定することも大切です。また相談中は極力ペンを置き、生徒の目を見て話を聴いてください。メモばかり取られていると警察に調書を取られている感覚になってしまいます。またペンを置くときも、ペン先は絶対に生徒のほうに向けずに自分のほうに向けて置いてください。相談が終わった後も、椅子に座ったまま生徒を見送るのではなく、生徒と一緒に立ち上がり、ドアまで一緒に歩きながら生徒がドアを出るまで見送ってあげてください。

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生徒から相談を受けた際、教室で話を聞いてしまう先生がいますが、出来るだけ相談室など落ち着いて話が出来る場所に移動してください。教室など誰でも出入りが自由な場所だと集中して話が出来ません。例えば、廊下で話し声がしただけでも気になってしまう生徒もいます。更に広い教室にふたりきりだと周りの空間が気になって落ち着きません。また、教室にある木製の椅子は集中力を持続させる効果はありますが、相談にのるときの椅子には適していません。ソファーなどの柔らかい椅子に座ったほうが、リラックスでき、本音で語りやすいのです。また、机を挟んで先生と生徒が対面して座ることも避けたほうがいいです。人間はあまりにも至近距離で対面すると、相手の目を見られなくなってしまうものです。悩みを抱えた生徒であれば、なおさらです。中には、足を組んだり、腕を組んだり、ふんぞりかえって話を聞く先生もいますが、このような態度を目の前にして、生徒は、本音を打ち明けたりしません。生徒の話を聴くときは、足を組んだり、腕を組んだりせずに多少前かがみになって話を聴くように心がけてください。また、正面に向き合って座るよりも、生徒を対角線の左前に座らせて話をするとよいでしょう。人間の左半身は右脳が支配しています。反対に、右半身は左脳が支配しています。左脳に話しかけると理論的に考えてしまい、自分に都合が悪いことは隠す傾向が強いので、対角線の左前に生徒を座らせ話を聴くのは有効な手段であるといえます。また、左耳から入ってくる情報は、人の感情に響きやすいと言えるのです。

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1.時間制限

いつまでもだらだら話をさせるのではなく、時間内でまとめて話をさせることが大切。


2.愛情制限

親身になって相談に乗ってくれる相手に恋愛感情が芽生えることがある。個人的接触がすぎると教師側の私的世界がわかりすぎて、児童生徒の自己表現を阻止することがある。

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1.リレーションをつくる

・ この先生は信頼できると思わせる(非言語的態度、言葉、表情)


・ 生徒の言っていることをしっかり理解してあげる(生徒の身になって考える。まずい書き込みで、相談があった場合、「見るんじゃない、ほっておいなさい」など無責任なことを言ってはいけない。まずは、問題の書きこみを先生も見て、書き込みをされた生徒の立場になって考えなければなりません。


2.問題の核心をつかむ

3.適切な処置をする(その子の性格的なものも考えて対応する)

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加害者に対しての対応で、注意しなければならないことは、しっかり相手の性格を考えて対応しなければならないという点です。今まで先生から叱られた経験が無い子が、面白半分でネットに書き込みをし、学校側は、その子に対して、担任、学年主任、生徒指導部長が厳重注意をして、生徒が思いつめて命を絶ってしまったことがあります。取り返しがつかないことになる前に生徒の性格をしっかり考えた対応が学校側には求められてます。また、被害者の生徒の言葉を一方的に信じるのではなく、加害者と思われる生徒の話にも真剣に耳を傾ける必要があります。怒鳴ったり、威圧することは教育ではありません。本当にまずいことをしたと気付かせることが大切です。例えば、掲示板の誹謗中傷などに関しても、怒鳴られて恐怖から、ページを閉鎖したり、書き込みを削除した場合、今度は先生方に見つからないようにパスワードを設けたり、海外のサーバーを使い日本の警察や法律が介入できない書き込みをしたりしてしまいます。間違った対応をすると、ネットいじめが余計に先生方の目の届かないところで行われてしまうのです。場合によっては、生徒が命を落とすこともあり得るのです。

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生徒の相談に乗るときは必ず座って話をしてください。立ったままの状態で話を聞くことは絶対にしてはいけません。立ったままの状態は喧嘩状態なので生徒の不安を大きくしてしまいます。座って生徒と視線を合わせて話をしてください。ただし、生徒の目をじっと凝視してしまうと、生徒を精神的に追い詰めてしまいますので、生徒の目が、泳ぎ始めたり、瞬きが多くなってきたら、先生のほうから、そっと下を向いて一度視線をそらして、また生徒を見るように心がけてください。生徒の話を聴くときは、大きく頷きながら話を聴く事が大切です。大勢の前で話をしたことがある人ならわかると思いますが、話をしているときに聴衆が頷いてくれるだけで、かなり話しやすくなるはずです。ただし、むやみやたらに頷けばいいというものではありません。半分うわの空で相槌を打っていても、生徒との信頼関係はできないので生徒に安心感を与えたり、本音を聞きだすことはできないでしょう。

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生徒の相談に乗るときに時間設定をしないで相談にのる先生がいますが、不安定な生徒の相談にのると話がいつまでたっても終わらないことがあります。時間を設定し、時間内に頭の中で話をまとめて相手に伝える能力を身につけさせることも大切です。生徒が集中して話ができる30分から50分程度で相談時間を設定することも大切です。また相談中は極力ペンを置き、生徒の目を見て話を聴いてください。メモばかり取られていると警察に調書を取られている感覚になってしまいます。またペンを置くときも、ペン先は絶対に生徒のほうに向けずに自分のほうに向けて置いてください。相談が終わった後も、椅子に座ったまま生徒を見送るのではなく、生徒と一緒に立ち上がり、ドアまで一緒に歩きながら生徒がドアを出るまで見送ってあげてください。

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生徒から相談を受けた際、教室で話を聞いてしまう先生がいますが、出来るだけ相談室など落ち着いて話が出来る場所に移動してください。教室など誰でも出入りが自由な場所だと集中して話が出来ません。例えば、廊下で話し声がしただけでも気になってしまう生徒もいます。更に広い教室にふたりきりだと周りの空間が気になって落ち着きません。また、教室にある木製の椅子は集中力を持続させる効果はありますが、相談にのるときの椅子には適していません。ソファーなどの柔らかい椅子に座ったほうが、リラックスでき、本音で語りやすいのです。また、机を挟んで先生と生徒が対面して座ることも避けたほうがいいです。人間はあまりにも至近距離で対面すると、相手の目を見られなくなってしまうものです。悩みを抱えた生徒であれば、なおさらです。中には、足を組んだり、腕を組んだり、ふんぞりかえって話を聞く先生もいますが、このような態度を目の前にして、生徒は、本音を打ち明けたりしません。生徒の話を聴くときは、足を組んだり、腕を組んだりせずに多少前かがみになって話を聴くように心がけてください。また、正面に向き合って座るよりも、生徒を対角線の左前に座らせて話をするとよいでしょう。人間の左半身は右脳が支配しています。反対に、右半身は左脳が支配しています。左脳に話しかけると理論的に考えてしまい、自分に都合が悪いことは隠す傾向が強いので、対角線の左前に生徒を座らせ話を聴くのは有効な手段であるといえます。また、左耳から入ってくる情報は、人の感情に響きやすいと言えるのです。

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37. 母親は、父親をたてましょう

38.愛情をもって子どもに接しましょう。(例)こどもが遊んでいて高い花瓶を割ってしまった場合・・・「なにやってるの!!この花瓶高かったのに!」と言う親と「大丈夫?けがしなかった?」とこどもを心配する親。後者のように子育てが出来ると子どもは、自立していけます。

39.テストで悪い点数をとっても、ただ叱るのではなく、よかったところはしっかりほめてあげましょう。

40.自分で解決しなければならない問題を親の過剰反応で周りに適応できない子どもが増えている。子どもは挫折しながら成長していく。挫折を自分の力で乗り越える力を身につけさせることが大切である。

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31. 同級生や兄弟と比べることはやめましょう

32.ものごとを前向きに肯定的に受け止めましょう

33.両親とも健康で仕事にやりがいを感じ、家庭内円満

34.運動・栄養・休養のバランスを保ちましょう

35.家庭内で金銭面でこどもに援助していく年齢を決め子どもに自立の意識を持たせましょう

36.偏差値などでこどもの進学先を親が決めるのは止めましょう

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25.小学生からお小遣いの額は、定額にし、お小遣い日も決める。子どもが要求するたびにお小遣いを渡していては、社会性が身につかない。計画性も身につかない

26.兄弟で差別した対応をしない・・・おにいちゃんには、「休んでいいよ」と言っておきながら、弟には「がんばって言ったら」と言うと不公平感からストレスが溜まり不安定になりやすい。

27.学校が休みのときは、午前中から、こどもと一緒に外出しましょう。熟睡できるようになり、思考力が」改善され、ホルモンの分泌や体温が正常になり前向きに物事が考えられるようになります。

28.食事は家族でとるようにしましょう。

29.部屋にカギをかけないようにしましょう

30.明るすぎる蛍光灯は、瞳孔が収縮するので、不眠の原因にもなり、イライラやストレスを生じやすい。

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19.親が家庭でいつも疲れた顔をして、「大変だ」、と毎日仕事のつらさばかりをなげいたり、会社や上司の悪口ばかりを言っていれば、将来に希望が持てない。仕事上での出来事や、楽しかったこと、やりがいを感じることなど、身近にいる親だからこそ伝えれることが大切なのです。

20.紙のオムツが出来、おしっこが吸収されるだけでなく、うんちまで吸収してしまうものまで出来ている。なるほど、親にしてみれば便利である。一昔前は、布のオムツで、泣いて表現することにより、親は、おしっこやうんちに気がついたものである。最近は、泣かない、手のかからないよい子が増えたが、言い換えれば表現が出来ない子が増えたともいえる。おしめも布のように1回1回洗う必要もなく捨てればいいだけである。親からしてみれば助かるが、楽した分の反動は必ずくる。

21.親が自立していない・・・いまだに親が自分の親(祖父母)から精神的に自立していない場合は親自身の社会性が身についていないので、子どもに社会性が育たない

22.叱れない親・・・自由や権利を尊重するのが当然と思う親が増えれば、ニートも当然増える。我慢することや、いやなこと、面白くないことでもやらなければならないことを小さい頃から教育することが必要なのだ。思春期の子どもが問題をおこすと、さらに物分りのよさをみせ未成年の飲酒・喫煙を許す親も多い(人に迷惑をかけた場合、親が厳しく叱ることも親の役目なのだ)

23.責任感が強く、まじめすぎる「こうすべきだ」「こうでなければならない」と厳格すぎる親に育てられた場合、内気で大人しく自分を表現できない子になってしまう。

24.消極的で近所との交流もない親に育てられた場合、こどもに社会性が身につかず、人間関係をつくるのが下手で、仲のいい友達は、きわめて少ないといえる。また、先生との間にも打ち解けた人間関係を築けない人が多い。

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13.小さいころから、自分のことは、自分でさせる習慣を身につける。朝、目覚ましをかけ、自分でおきる。食事の後は、自分で食器をかたずけるなど。

14.明日から」「明日から」となんでも先延ばしする子・・・幼少から、今日出来ることは、明日に延ばさない習慣を身につける。

15.聞き分けのよい子は危険・・・子どもは親のロボットではない。子どもの話には、しっかりと耳を傾け、積極的に正しく聴きましょう。しっかりと子どもの話にうなずくことも大切である。親は、アナウンサーのような聞き方をしてはいけません。アナウンサーは、最初だけあいづちを打ちますが、後は、次の質問を考えているので、あいづちを打ちません。これでは、話のキャッチボールが出来ません。このような育て方をされると人とのコミュニケーションが苦手な子になってしまいます。

16.子どもを認めて、誉めれば、積極的な子どもに育つ


17.やりたいことを見つけなさい」と言う言葉に真面目な子ほど悩んでしまう。やりたいことがないから何もしないよりも、まずは、やってみる、やらせてみることが大切である。

18.部活動は、人間関係を学べ、精神的にも逃げない強さを養うことができるので、勉強だけでなく、部活動は積極的にやらせたほうがよい。

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7.放任主義の親に育てられると子どもに社会性が身につかない。「今が楽しければいい」と楽なほうにばかり逃げてしまう。親の子どもへの関心の低さも挙げられる。子どもは、自分に厳しくなりきれず、目標が達成できなかったり、仕事や勉強に挫折するたびに、ストレスをため、まわりから、無責任、いい加減、怠け者とみられ、それも大きなストレスとなる。

8.小さい頃に「バレリーナになりたい」とか「パイロットになりたい」と将来の希望を言う子どもに「あなたには無理だよ」とすぐ否定から入る親から育てられた場合、子どもの中に、「どうせ自分なんか」と言う自己評価の低さにつながる。

9.親が異常に学歴・世間体にこだわり、親の望む子どもに誘導していった場合、子どもに自主性が芽生えておらず先に進めない。(子どもは、親の見栄をはる道具ではない)


10.親が宗教熱心な信者だったり、失業していたり、生活保護を受けていたり、定職についていないと、子どもも社会に順応するのは難しい。

11.親が積極的に地域に溶け込む。地域の人とあいさつをしたり、ごみ拾いや、会合に参加したり、家族間での交流も大切である。小さい頃から、知人と会ったら大きな声で自然と出来るようになることも大切である。親の転勤が多い場合、対人関係がうまく作れない子が多い。 新しい学校でも自分から溶け込んでいく積極性が必要。

12.こだわりが強すぎたり、融通性がなかったり、プライドが高すぎると高飛びで、いきなり自分では、絶対に飛べない高いバーを見て足がすくむのと同じである。バーを自分の飛べる高さに下げそこからはじめることが本当は、一番大切なのである。こだわりの強さ、融通性のなさ、わがままは、親の干渉のしすぎが原因で子どもは自立できなくなる。「それとって」と子どもが言うだけで「はい、これね」と親が渡したり、「もう、6時30分だよ、早く起きなさい」と毎朝親が起こし、遅れそうだからと学校まで送っていったり、夏休みの課題研究も親が手伝ったり、毎朝、子どもが着る服を出しておく親もいる。このような育て方をされると、自立心が育たず、人にすぐ頼ったり、人のせいにすぐしたり、こだわりが強く、融通性もなくなる。

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1.自分で考える力を身につけさせる。(干渉のし過ぎを止める。)子どもが失敗しないように、先回りをして子どもの失敗を事前に防ぐことばかりしてしまうと、子どもの中に変なプライドが身についてしまい、妥協が出来ない性格になってしまう。人生「七転び八起き」失敗することも大切なのだ。

2.夫婦がいつも仲良く笑いが絶えない家庭は子どもを前向きに変える。

3.夫婦での怒鳴りあいや言い合い、無言、ため息は、子どもの精神状態をおかしくする。夫婦関係が悪いと信頼と愛情が親から学べず、不信、あきらめの気持ちが強くなり級友や友人関係に敏感になり些細なことで孤立しやすい。家族の中で、兄、姉が不登校になったり、非行に走ったり、卒業しても職につかなかったり、と父親がすぐ会社を休んだり、転職したりの状態があると、まったく手のかからない弟や妹も不安定になってしまう。

4.過保護、母子関係が強すぎたり、父性が乏しい家庭の中では、子どもに社会性が身につかない。小さなことにつまずくと自分で立ち直る力に欠ける。子どもの能力の劣っているところを鍛え、我慢する厳しさを教えるのが父親の役目であるが、これがなされていないと何かあるとすぐに不安定になってしまう。ビニールハウスで育った草花は、外界の冷たい空気や雨・風に弱く、たちまちだめになってしまう。同じように人のこころも、保護されすぎるとたくましさを失い、ストレスに対して免疫が出来ない。ちょっとしたストレスにも耐えれなくなってしまう。

5.プレステやネットゲーム、携帯電話(メール)の存在により一人遊びが増え、人間関係がうまく作れない子どもが増えた。(ゲームに小さい頃からはまらせないようにする。)兄弟姉妹の減少・・・対人能力の低下

6.バランスの取れた3食の食事をとる。時間がばらばらだったり、ハンバーガーや、スナック菓子、インスタント物、カップめん、炭酸飲料ばかり小さい頃から食べていると、脳、神経系に狂いが出てきて、切れやすい・集中できない・落ち込みやすいなどの症状がで、体力低下にもつながる。

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いじめの定義

2012年11月13日
◆文部科学省によるいじめの定義

【これまでの定義】



「いじめ」とは、「①自分より弱い者に対して一方的に、②身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、③相手が深刻な苦痛を感じているもの。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。」とする。なお、個々の行為がいじめに当たるか否かの判断を表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うこと。



【新定義】(平成18年度間の調査より)



個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うものとする。「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。



(注1) 「いじめられた児童生徒の立場に立って」とは、いじめられたとする児童生徒の気持ちを重視することである。



(注2) 「一定の人間関係のある者」とは、学校の内外を問わず、例えば、同じ学校

・学級や部活動の者、当該児童生徒が関わっている仲間や集団(グループ)な

ど、当該児童生徒と何らかの人間関係のある者を指す。



(注3) 「攻撃」とは、「仲間はずれ」や「集団による無視」など直接的にかかわるも

のではないが、心理的な圧迫などで相手に苦痛を与えるものも含む。



(注4) 「物理的な攻撃」とは、身体的な攻撃のほか、金品をたかられたり、隠され

たりすることなどを意味する。



(注5) けんか等を除く。





◆警視庁のいじめの定義

いじめとは単独又は複数の特定人に対し、身体に対する物理的攻撃又は言動による脅かし、嫌がらせ、無視等の心理的圧迫を反復継続して加えることにより、苦痛を与えることをいう。

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いじめの被害者は、いじめられているという現実を認めたくないので、嫌な現実を心の奥底に押し込めてしまうことがあります。心の奥底に押し込めた感情は、発熱や腹痛、頭痛、吐き気などの身体的症状として、あらわれる事がよくあります。場合によっては、現実逃避から記憶喪失のような状態になってしまい、嫌な現実だけを忘れてしまうことさえあります。しかし封じ込めた嫌な出来事は、睡眠前のうとうとしている状態のときに、急に思い出してしまい、心が不安定になり、寝付けなくなったり、熟睡できなくなったりします。また、嫌な夢ばかりみて、心が落ち着く時がなくなり追い詰められてしまうこともあります。いじめを受けた子どもは、いじめられている事を親に言わないことが多いものです。親に言うと、親から先生に伝わり、先生がクラスで話すことにより、余計にいじめがエスカレートしたり、自分が余計にみじめになり、完全にクラスの中に自分の居場所がなくなるのを恐れるからです。また、親に言えば、「あなたにも原因があるんじゃないの?」などと言われ、更に心に傷を負うんじゃないか?と考えてしまい、いじめの事実を心にしまいこんでしまう子もいます。また子どもにもプライドがあるので、身近にいる親にだけは、自分がいじめられていることは知られたくないと思っているのです。どんなにいじめが酷くても、親には心配をかけたくない、とか、親を悲しませたくないと思っている子どもも多いです。いじめの被害者は、いじめという現実から逃れたい気持ちがあります。自分がいじめられている事を現実として認めたくないので、いじめを受けている子どもは、心に大きな傷を抱えているにも関わらず、親の前では何事もないふりをしてしまいます。いじめられている子どもにとって、自分がいじめられている事を親に話すという事は、いじめが現実に起こっている事として認める事になってしまうからです。いじめを受けている子どもたちは、必死にいじめられている理由を探そうとします。そして、多くの子どもたちは、自分がどうしようもない人間だからいじめられているんだと思い込んでしまいます。いくら考えてもいじめられている理由がわからなければ、自分が駄目な人間だかという考えになってしまうのです。いじめられている子どもにとっては、いじめを事実として認めるという事は、自分は駄目な人間だという思い込みを現実として認める事になってしまうのです。いじめられている子どもには、非常に低い自己評価があらわれます。いじめっ子からの罵声や否定的な言葉を毎日浴び、有形無形の嫌がらせをされるうちにマインドコントロールされてしまい、自分を肯定できなくなってしまいます。「生まれてこなければよかった」「どうして生きているんだろう」「みんなから嫌われている」という思いが生まれ、自分は誰からも愛されることはないと思い込んでしまいます。中には、いじめられても、「ひどい」という感情を持つよりも「自分が悪いからこうなった」「全て自分のせい」というように自分に原因があるとマインドコントロールされてしまう子もいます。これから生きていても誰からも愛されない、自分の居場所はどこにもないといった考えをもつようになった子どもたちの心の奥には深い悲しみ、絶望、怒りが存在します。

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自殺にまで追い込まれてしまう子どもは、「大人しい子」「優しい子」「内向的な子」に多いといえます。こうした子たちは、親を悲しませたくないためにいじめにあっていることを話しません。話してしまうことによって余計に自分が惨めになってしまうこともあり、ますます内向的になってしまうのです。いじめられている子どもは、いじめのこと以外は何も考えられない状態になります。次から次へとあふれ出てくる苦しみはいつ尽きるとも知れず、際限がありません。こうした精神状況に陥ってしまった子どもたちの中には、いじめによってジワリジワリと追い詰められることが当たり前だと思い込んでしまう子もいるのです。その結果、自分は生きている価値がない人間だと悩むようになり、次第に自殺を考えるようになります。自殺すれば永久にいじめられることもなくなりますし、仕返しをされる心配もありません。また自殺することによって、いじめていた相手に仕返しができるとの考えも浮かんできます。いじめの悩みを解消する術はいくらでもありますが、一人で思い悩んでいるうちに「自殺」という、「解決方法」にひきつけられていってしまうのです。周りの大人はいじめにあっている子どもを守らなければなりません。

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人間は誰でも生まれながらにして攻撃性を持っています。これは大人にも子どもにも当てはまります。現に、大人であっても影で他人に対する攻撃的な悪口を言う人は沢山いますし、国会などの議論でも、他人をコテンパンにやっつけたいという攻撃的な質疑応答が行われています。誰かを攻撃したりいじめたりすることによりストレスを解消したり、自らの劣等感を誤魔化したりするのが、人間の本質なのかも知れません。しかし、人間の大半が、人を傷つけたり、いじめたりすることが悪いことだとわかっています。わかっているのに、どうしてやめられない。そこで、自分が悪いことをしていることを正当化するために、「あいつはいじめられて当然な人間である」と思い込むようになってしまうのです。いじめを止める勇気がない傍観者にとっても、いじめられている子に問題があると思い込めば気持ちが楽になります。クラス全体がこのような心理に捕われてしまうと、いじめを容認し、それに加担してしまうという深刻な状態に陥ってしまいます。クラスや部活動の全員が加害者側につき、ひとりをいじめの標的にしてしまう背景には別な理由もあります。それは自己防衛です。子どもたちは自分にいじめの矛先が向かうことを恐れ、ある特定のひとりに対するいじめに加担してしまいます。自分をいじめの被害から守るためには、いじめられっ子の存在は都合が良いと感じてしまうのです。周囲がそのような状況になると、いじめられている本人も「自分は駄目な人間だ」と思い込んでしまい、冷静な判断ができなくなります。絶望的になり自殺に走ってしまう子もいます。ここまで追い詰められた子は親や教師に相談することもなかなかできません。いじめっ子の仕返しが怖いだけでなく、いじめられていることを認めてしまうと自尊心が傷ついてしまうからです。

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●加害者が校外児童・生徒であった場合には、相手先に指導と事後報告を依頼する。

●被害者の言葉を鵜呑みにせず、加害者の話にも耳を傾ける。

怒鳴ったり、威圧したりすることは教育ではありません。本当にまずいことをしたと気付かせることが大切です。掲示板の誹謗中傷などに関しても、怒鳴られた恐怖からページを封鎖した場合、今度は先生に見つからないようにパスワードを設けたり、海外のサーバーを使い日本の警察や法律が介入できない書き込みをしたりしてしまい、ネットいじめが余計に先生方の目の届かないところで行われてしまうことがあります。

●犯罪被害の場合には、警察等へ連絡

ネット詐欺や性犯罪等、犯罪被害に遭っている場合には、警察のサイバー犯罪担当や国民生活センター等に連絡し、その後の対応について相談することが大切です。
全国webカウンセリング協議会では、学校の先生方からのネットトラブル相談を随時受け付けています。
学校裏サイト、プロフ、ブログなどのトラブルで解決できない場合は、全国webカウンセリング協議会にお問い合わせください。また、全国webカウンセリング協議会では、全国webカウンセリング協議会理事長安川雅史の生徒向け、教師向けの講演依頼も随時、受け付けています。

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特定の子に対しての誹謗中傷の書き込みをするネットいじめは、証拠保全や問題の書き込みの削除依頼のために、以下の通り対処することが必要です。

1)早期発見、児童生徒・保護者からの相談受付

・いつでも気軽に相談して良いことを伝え、まずは学校に相談してもらうようにしましょう。

・児童生徒の「いつもと違う」というネットいじめの兆候を見逃さないように、問題のある書き込みをネットパトロールで探したり、児童・生徒がよく利用しているプロフィールサイトを監視して、早期発見を心がけましょう。

2)書き込み内容の確認と証拠保全・誹謗・中傷などの書き込み内容を確認し、書き込みをプリントアウトしましょう。携帯電話の場合には画面の写真を保存して証拠保全をして下さい。

・掲示板のアドレスや送信元のアドレス、本文も、削除せずに保存して下さい。

3)掲示板の管理者に削除依頼

・当該掲示板の「利用規約」を確認し、削除依頼を行って下さい。必ず書込箇所のURL・削除依頼理由を記載し、簡潔な内容として下さい。

4)掲示板等のプロバイダに削除依頼

・掲示板の管理者が削除に応じてくれない場合は、サービスを提供しているプロバイダに、削除依頼メールを送ります。掲示板の管理者に削除依頼を送る時と同じようにURL・依頼理由を添えて、書き込み削除と通信記録の保存を依頼して下さい。

5)加害者への指導と被害者へのフォロー(保護者連携)

・加害者の特定に努め、加害者に適切に指導すると共に、被害者へのフォローをしっかりと行ってください。その際、保護者との連携を図ることが大切です。


・加害者が複数の場合は、同時間に別室で複数の教員が1対1で対応します。そうすることにより加害者の嘘を見抜くことができます。加害者を同時に集めて話をすると当然、自己弁護ばかりがでてしまい、被害者に原因があるような結論になってしまいかねないからです。



・加害者が校外児童・生徒であった場合には、相手先に指導と事後報告を依頼する。

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ネットいじめ対策

2012年11月07日
■保護者との協力体制をしっかりとる

PTAも巻き込みフィルタリングの徹底。迷惑メール受信拒否の徹底



■生徒会と話し合い、目安箱の設置。

まずい書き込みや、嫌がらせを受けた子が気軽に報告、相談できる目安箱を作る。(生徒会と教員の協力体制を作る。



■先生方の勉強会、対策会議(教師全員が問題意識を持ち実態を把握することが大切)



■生徒向けの講演会の実施(年2回)・・・ケータイ販売促進になるような講演会は逆効果



■教員・保護者で、学校裏サイトやプロフィールサイトや、ブログの監視



■月1回匿名アンケートを取り、生徒たちの現状を把握する(学校裏サイト、プロフ、ブログなど)・・・生徒たちが構えるアンケートを実施しても本音を書かないので意味がない。

本音を聞きだす工夫が求められる



■実際のネットいじめの事例や犯罪をもとにグループ討議をさせる

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誹謗中傷が書かれている掲示板を確認できたら、掲示板の管理者に連絡して削除してもらいましょう。削除されないときは、掲示板が利用しているプロバイダーに削除依頼のメールを送ります。掲示板の最下部に書かれたリンクをクリックすると、掲示板サービスを提供しているプロバイダーのHP にアクセスできます。そのページにある「問い合わせ」「違反BBS 通報」から削除依頼メールを送ります。削除依頼は必ず、具体的に書かれている内容について記載し、書き込みのあるアドレス(URL)を必ず記載します。また、証拠を残す為に必ず、書かれた内容と日時がわかるようにプリントアウトしておくことと、管理者に通信記録の保存もあわせて依頼しておくことも大切です。また、チェーンメールが届いてもわざわざ転送する必要はありません。しかし、転送しなければ不安な場合は以下のメールアドレスへ転送しましょう。



chain01@web-mind.jp chain02@web-mind.jp

chain03@web-mind.jp chain04@web-mind.jp

chain05@web-mind.jp chain06@web-mind.jp

chain07@web-mind.jp chain08@web-mind.jp

chain09@web-mind.jp chain10@web-mind.jp

(全国web カウンセリング協議会提供)



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(『撃退!チェーンメール!』:http://www.dekyo.or.jp/soudan/chain/)

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ネットいじめ

2012年11月05日
ネットいじめは、弱いものがターゲットになるとは限りません。肉体的に弱者であってもいじめることは可能なので、誰でもいじめの対象になりえます。ネットを通して誹謗中傷が短時間で多数の目にさらされ、1 度書き込みをされると削除が困難だとも言えます。また、匿名や偽名で書きこまれる為、誰が書き込んだのかを特定できないケースがほとんどです。また、チェーンメールの場合も最初の発信者を特定することはきわめて困難だとも言えます。ネットいじめは時間と場所を選ばず、いつでも行われる可能性があるので、いじめは学校内だけではなくて学校外でも24 時間おこる可能性があることを大人も認識していなければなりません。ネットいじめは名誉毀損、侮辱行為、犯罪行為として起訴できる可能性があるので、その証拠として、メッセージの原文やアドレス、送信元のアドレスなどを削除せずに保存しておくことが大切です。警察が犯罪行為と判断すれば、ウェブサイトの利用記録を照会することが出来き、そこから個人が追跡されます。

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学校裏サイト

2012年11月04日
学校裏サイトには、全国規模の他、学校別、学年別の掲示板があります。ほとんどが、在校生や卒業生が勝手に立ち上げた掲示板で、そこでは、プライバシーは存在しません。名前を挙げられスレがたてば、お祭りが始まったように、悪口がどんどん書き込まれ、学校に登校するとある日突然、いじめにあったり、無視されたりするケースもあります。かっこ悪い人ランキング、キモイ人ランキングなどの人物評価や猥褻画像・本人が嫌がる画像をアップするなどのケースも目立ちます。また、掲示板に名前を書かれた人が目先を変えるために、別な人の誹謗中傷を書き込むケースもあり、いじめの対象だった子どもが突然、いじめる側にまわるケースもあります。いわば、2ちゃんねるの学校版とも言えま
す。

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チェーンメール

2012年11月03日
チェーンメールとは、同じ内容の文を複数の人に転送するように求めるメールのことです。かつて「不幸の手紙」と言われたものを携帯メール「このメールが届いたら24 時間以内に10 人に転送しなければお前がいじめの対象になる」「お前でメールが止まると転送された全員のパケット代金を払わなければならない」などのメッセージにより不安をあおり、うわさや個人情報、嫌がらせの画像などを添付したメール、「死ね」と大量に書かれたメールが送られてくる。不特定多数から毎日のように誹謗中傷メールが送られてくると、さすがに、明るい子どもでも、精神的に追い詰められてしまいます。

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加害者の保護者とも徹底的に話し合い、子どもを非難するのではなく、今後どのようにしていくのがよいかを親自身に考えてもらい、今後、子どもに接する上での方針を明確にしてもらいます。両親そろっている場合は、必ず両親と教師を交えて話を進めていきます。いじめの被害者、加害者のカウンセリングは短時間でも毎日行うことが望ましいです。(最低1ヶ月間)加害者の生徒には、被害者になりきってもらって加害者である自分あてに、いじめられている時、どんな気持ちだったかを手紙に書いてもらい、日を置いて、その手紙に対する返信を書いてもらいます。このような手段を用いて、いじめられている子の気持ちを理解させていきます。加害者本人との面談の中で、いじめた子に対して今後、どのように接していかなければならないか、どのように罪滅ぼしをしていくか、どのような誠意を示すかを具体的に提案させて、責任を取らせることを自ら考えさせることも大切です。教師は日ごろから、教室で生徒と食事を取ったり、昼休みを過ごしたり、一緒に掃除をすることにより、いじめは確実に減少していきます。また、休憩時間のトイレなどの見回りも担任以外の教師が積極的に行うことが望ましいといえます。

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