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LINEいじめニュース⑦

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バースデーワンダーランドを安川雅史が解説
世界35以上の賞を受賞した原恵一による映画「バースデーワンダーランド」。全国ICTカウンセラー協会代表理事安川雅史によるコメント

安川雅史講演会日程

2015年2月28日 読売新聞(総合3面)

LINEで「友達」拡大
10代の交友 見えにくく
LINEで「友達」拡大

中1殺害 3人逮捕
川崎市の多摩川河川敷で、中学1年上村遼太君が遺体で見つかった事件は、遊び仲間の少年グループの3人が神奈川県警に殺人容疑で逮捕され、全容解明に向けて動き出した。事件を通じて浮かび上がったのは、SNSの普及によって、学校や警察が少年たちの行動を把握しづらくなっている実態だった。(社会部 木村直子、酒本裕士)

学校・年齢バラバラ
■呼び出し
〈やばい。殺されるかもしれない〉
事件1か月前の今年1月、上村君は「LINE」にそう書き込んだ。しかし、その訴えは友人だけが閲覧できるLINE内にとどまっていた。逮捕された3人を含む少年グループと、上村君が付き合い始めたのは昨年11月頃とみられる。部活動を休みがちになり、1月からは登校もしなくなった。知人らによると、グループを抜けようとすると暴力を振るわれたとされ、腫れた顔で歩く姿が目撃されていた。このグループは、川崎市内などの複数の中学校の卒業生ら10人前後が娯楽施設などで知り合った。中学生や高校生、成人と年齢もバラバラだが、やり取りに使っていたのはLINEだ。事件直前の2月19日夜、上村君はLINEを通じてグループのメンバーから呼び出されていたのが、県警の捜査で確認されている。
■「たむろ」減る
深夜に徘徊するような少年グループの動向について、補導を担当する警視庁幹部は、SNSの普及を理由に挙げながら「年々、実態が見えにくくなっている」と指摘する。LINEなどは「友達申請」することで友人の友人ともつながり、交友関係は学校の枠を超えて広がる。上村君のグループのように、別々の学校の生徒らが集まるケースは珍しくない。こうした変化に対し、警察庁は2012年、繁華街での補導などを通じて少年たちの交友関係を把握するよう全国の警察に指示。だが、LINEでの連絡を取り合って日によって遊び場を変えることも多く、補導の定番とされたゲームセンターには、会社員しかいないこともあるという。警察庁幹部は「見た目で判断できる『不良』は減った。集団で長時間たむろすることもなくなり、どこで何をしているのか実態がつかみにくい」と話す。同庁によると、刑法犯で昨年摘発された少年は48361人で、11年連続で減少した。補導人数も10年前の約半数の約73万人となり、統計上、少年犯罪や非行は大幅に減っている。しかし、警察幹部の見方は異なる。「悪質な少年犯罪が減ったという感覚はない。SNSの普及に警察がついて行けず、実態が見えなくなっているだけだ」
■すれ違い
内閣府が14年に10~17歳の5000人を対象とした実態調査によると、回答者の9割近くが、スマホの利用目的として<LINEなどを使った友人との「コミュニケーション」と答えた。一方で、友人間で交わされるLINEのやり取りは、ささいなすれ違いから事件に発展するケースもある。13年には広島県内でLINEでのけんかをきっかけに、少女が仲間6人と当時16歳の女子生徒を殺害する事件が起きている。
子どものネットトラブルの相談に乗るネットいじめの専門家全国ICTカウンセラ―協会の安川雅史代表理事は、「地域や学校にとどまっていた子どもの交友範囲が大人の目の届かない所で広がっている。閉鎖された空間のLINEなどは、その異変に周囲の大人は気づきにくい。トラブル時に相談できるよう、ルールを決めるなどの対策が必要」と訴えている。




2015年2月26日NHKニュース

殺害された少年 LINEで呼び出されたか
殺害された少年 LINEで呼び出されたか
川崎市の河川敷で、中学1年の男子生徒が殺害された事件で、警察は男子生徒がインターネットの「LINE」で知り合いから呼び出されたとみて、通信記録などから特定を進め、今後事情を聴くことにしています。
今月20日、川崎市の多摩川の河川敷で、近くに住む中学1年生の上村遼太さん(13)が首を刃物で刺されるなどして殺害された事件では、事件が起きたとされる午前2時ごろ、上村さんが少年とみられる複数の人物と現場方向に向かう姿が近くの防犯カメラに写っていました。
上村さんは事件の数時間前の前日夜、自宅で母親と夕食を取ったあとに外出したということで、警察は上村さんがふだん使っているインターネットの「LINE」で知り合いから呼び出されたとみています。
上村さんの携帯電話は今も見つかっておらず、警察は「LINE」の運営会社から通信記録を取り寄せて呼び出したとみられる人物の特定を進め、今後事情を聴くことにしています。

LINEで事件やいじめ相次ぐ

無料でメッセージをやり取りする「LINE」に関連した事件やいじめは、各地で相次いでいます。
このうち、おととし広島県呉市の山中で当時16歳の女子生徒が殺害され、16歳から21歳の男女7人が事件に関わったとして逮捕された事件では、その後の裁判の中で「LINE上での悪口のやりとりをきっかけに、監禁や暴行を決めた」と指摘されています。
また、LINEでのやりとりがいじめにつながったケースも多く、おととし熊本市内の高校に通っていた女子生徒が自殺したケースでは、「LINE」への書き込みがきっかけでいじめを受けていたことが明らかになっています。
いじめや不登校などの相談を受け付けている「全国ICTカウンセラ―協会」によりますと、LINEが関連したいじめやトラブルの相談件数は、おととし497件だったものが、去年は10月までの統計で1610件と急増しています。
協会の安川雅史代表理事は「閉ざされた空間でやりとりするため、相手の発言に腹が立つと思ったら、みんなで悪口を言って孤立させてしまうケースなどがある。ただ、むやみに禁止しても、トラブルになったときに逆に子どもが相談しにくくなることもあるので、大人もその特性を十分理解して子どもたちに教育することが必要だ」と指摘しています。

LINEの危険知らせるアプリ

LINEを通じたやりとりで、子どもたちがいじめやトラブルに巻き込まれないようにしようと、東京・港区のIT企業は、LINEの中で交わされる会話の中から、いじめや犯罪を連想させる単語が使われた場合に保護者に危険を知らせるスマートフォン用のアプリを開発し、無料で公開しています。
このアプリは去年6月から無料で公開されていて、およそ1500人の保護者に利用されているということです。
保護者と子どもがこのアプリを使うと、子どもが友人などとLINEを通じて行った会話で、「暴力」や「脅し」など、いじめや犯罪を連想させる単語が使われた場合、システムが前後の文脈を分析して危険かどうか判断します。
そのうえで、危険と判断された場合、保護者が閲覧できる専用のページに「いやがらせ」や「不当な要求」などの可能性があると警告する表示が出されます。
保護者は子どもの会話のすべてを見ることはできず、子どものプライバシーにも配慮しているということです。
アプリを開発したエースチャイルドの西谷雅史CEOは「子どもたちは事態が深刻になると保護者に隠してしまうことがある。アプリを通じて子どもがいつもと違う状態にあるのではないかと気づいてもらい、親子でしっかりコミュニケーションをとるきっかけにしてもらいたい」と話しています。
警察庁の金高長官は、26日の定例の記者会見で、川崎市の河川敷で中学1年の男子生徒が殺害された事件について、「中学1年生の男子生徒が被害にあった誠に痛ましく極めて悪質な事件で、容疑者の早期検挙に向けて捜査に全力を挙げたい」と述べました。
そのうえで、「地域住民の不安を払拭(ふっしょく)すべく神奈川県警で警戒活動を強化している」と述べました。


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