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LINEいじめニュース④

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バースデーワンダーランドを安川雅史が解説
世界35以上の賞を受賞した原恵一による映画「バースデーワンダーランド」。全国ICTカウンセラー協会代表理事安川雅史によるコメント


2014年6月17日 TBS ニュース23

LINEいじめで追い詰められた女子高生
娘が“LINEいじめ”で自殺・母親がその実態を告白

奈良で去年3月、当時中学1年生の少女が自殺。
LINEを頻繁に使うようになったのは中1の11月ごろから頻繁に使用。
スマートフォンを持っていない少女は当初家族の知らないところで音楽プレーヤーをインターネットに繋ぎLINEを使っていた。
それから家庭での様子は変わっていった。
友達同士であれば誰でもコメントを共有できるLINEのタイムライン。
その中にKYでうざいなど書かれていた。
「KYでうざい」「消えて」自殺につながった“LINEいじめ”
クラスでも徐々に孤立していった少女は学校から帰ってきても追い詰められた。
当時少女のタイムラインにはどーしよ、もー疲れたとありこの翌日少女はこの世を去った。
さらに亡くなった後LINE上でお通夜NOWと遺族の前では口に出せないであろう言葉が平然とつづられていた。
グループトークで「死ね」画像ばらまき・深刻化する“LINEいじめ”
LINE上のいじめは言葉の暴力だけに止まらない。
今年3月高校を卒業した安田。
高3年の夏ごろから卒業までLINEいじめに遭った。
きっかけはささいな事だった。
グループトーク機能を使い約20人から心無い言葉を浴びせられ中には面識のない生徒もいた。
その後、LINE上だけでなく学校でも無視されるようになりさらにLINEいじめはエスカレートしていった。
ある生徒が安田になりすましわいせつな画像を女子生徒に送っていた。
追い詰められた安田のとった行動は自殺未遂だった。
安田が誹謗中傷されたのはLINE上だけ。
直接言われたことは一度もなかった。
LINEのトラブル相談件数は右肩上がりで増えている。
全国ICTカウンセラー協会・安川雅史代表理事はLINEはあくまでも付録、今の子どもは付録の方が大きくなっているとコメント。
LINEと静岡大学が共同開発した情報モラルの授業を始めている。
参加した小学6年生のクラス28人中20人がLINEを使用。
ある児童はなかなか会話が終わらないのが嫌とした。
子どもたちもLINEでのやりとりに戸惑いを見せている。
ちょっとした誤解がトラブルに発展するケースが多いと専門家は言う。
出典・全国ICTカウンセラー協会


2014年5月29日号 週刊文春

「LINEいじめ」から我が子を守る4ヶ条
ノンフィクションライター 神田憲行

中高生の間で爆発的な勢いで普及する「LINE」をめぐるトラブルが絶えない。我が子をいじめや全国の10代の約70%が利用しているという無料チャットアプリの「LINE(ライン)」。それを使ったいじめが全国で顕在化している。
全国の保護者や子どもからネットトラブルの相談を受け付けている「全国ICTカウンセラー協会」代表理事の安川雅史氏は、「小学生からLINEにハマる子も増えており、いじめの相談件数も増加しています」と言う。全国webカウンセリング協議会の統計によると、LINE関係の相談件数は、2013年11月まで二桁だったのが、12月は101件、2014年1月
は122件、2月は141件、3月は139件と落ち着く気配がない。全国ICTカウンセラー協会に寄せられた相談事例でも、女子高生が彼氏に送った上半身裸の画像が、別れた途端に彼氏によって学校中の生徒にLINEを通じてばらまかれるなど、凶悪化している。「LINEはメールと違い、複数の人との会話のスピードが早いので、やられた方は精神的にどんどんおいつめられていきます」(全国ICTカウンセラー協会安川雅史代表理事)メールと違うLINEの特徴は、メッセージを送った瞬間に相手に届くこと、集団で一斉に「会話」ができること(グループ機能)、自分のメッセージを相手が読むと「既読」というマークがつくことなどである。いじめの方向としては、グループ内のいじめの対象者に知らせず他のメンバーだけで新しくグループを作り、そこでメッセージを交わす「置き去り」がある。また「既読」マークが付けられているにも関わらず返信をしない(「既読スルー」)と、罵声のメッセージを浴びせられ、いじめの発端になることもある。

患者の7割がLINEの問題

そして、LINEいじめともリンクするのが、子どもたちのネット依存だ。ネット依存患者の治療を行っている成城墨岡クリニックでは、昨年、初診患者数が285人に達した。1ヵ月平均で20人以上の患者がクリニックの門を叩いている計算になる。平均年齢は17.8歳、最年少は10歳だった。「子どもの大半の患者は女の子で7割がLINEに関する問題です。ツイッターやフェイスブックより敷居が低く、簡単に始められるし、会ったこともない人とやり取りすることもあるので、他のSNS(ソーシャル・ネットーワーク・サービス)より依存を起こしやすいのです」と同クリニック院長の墨岡孝氏は語る。「LINEなどのチャットアプリは、孤独を癒して人とつながる安心感を得られる『プラスの報酬系』と、つながらないとのけ者にされるんじゃないか、悪口を言われるんじゃないかと不安になる『マイナスの報酬系』があり、確認しないと、いてもたってもいられなくなるんです。依存している全ての人が喜んで依存しているのではなく、嫌々依存している人の存在が大きい。大人ならメッセージを無視しても大きな問題にならない。しかし、自我が確立する前の子どもは、返信を断る勇気がもてない」依存している子どもの利用時間は1日約10時間以上。朝、学校に出かけるふりをしてそのまま公園などにたむろし、LINEをしていたケースもあった。はまりやすいのは、進学校に通う几帳面で真面目なタイプの女の子だという。「そういう子どもは異常に他人に気遣いし、相手を傷つけたんじゃないかとか無用の心配をします。それでLINEを使う頻度がどんどん上がっていくのです」なぜ人はそこまで人とのつながりを持ちたいのか?ネットのコミュニケーションについて研究している、東京大学大学院情報学環の橋元良明教授は、「90年後代以降、日本人には絆を求める絆依存のような傾向があります」と、指摘する。「キーワードは『仲良し』です。たとえばAKBが人気があるのも、彼女たちが『仲良し』だから。その絆依存が3・11で強化され、そこにLINEなどのSNSという道具が入ってきました」橋元教授によると、日本の若い女性は、もともと「絆」を求める傾向が強いという。「たとえばトイレット
フレンド(休み時間に一緒にトイレに行く)とか授業中に手紙を回したりとか、ちまちまと身辺情報を交換するのが好きなんですよ。SNSは、そういう日本の若い女性にうってつけ。また仲間外れが怖いのでSNSにしがみついて、依存していくことになる。昔は孤独ということがそれなりに認められていたと思うんですよ。それが今では孤独不安症みたいになって、ゲームですらオンラインでつないで他のプレーヤーと一緒に楽しむのが主流になっています。『お前なんかもう要らない』と言われるのが、現代では、もっとも恐れられることです」

LINE株式会社の説明

学校や行政では、こうした子どものネット依存に対策を講じる動きが出てきている。愛知県の刈谷市では、新年度から、市内の小中学校で夜9時以降、スマホや携帯電話を親が預かり使わせない取り組みか始まった。しかし、「先生や保護者の危機感は薄い」と、子どものネット利用について首都圏の学校を訪問して啓蒙活動を続けている「エンジェルアイズ」の遠藤美季代表は言う。『LINEやスマートフォンを使ったことがない年配の先生は、一面だけ見て禁止しようとします。ネットをよく使う20代、30代の親や先生でも、ネットの牧歌的な世界しか知らないから、危機感が薄い』スマホやLINEの利用という子どもの「私的領域」にどこまで学校が踏み込んで良いのかも難しい。帰宅して自室でLINEをすることまで学校が禁じられるのか?こんなモンスターペアレンツまで登場している。「たとえば授業中にスマホを使っていたので先生が取り上げたり、夜間の利用を禁止すると、『その間の料金を払え』と学校にクレームを付けてくる親がいます」(同前)文部科学省は2009年、「学校における
携帯電話の取り扱い等について」として、小中学校の校内に携帯電話の持ち込みを原則禁止する通知を出した。しかし生徒は、隠れて持参し、学校もそれを半ば黙認している状況がある。もはや通知は、実態に即していない。親は野放し、学校は、手が出せない。大人の誰も責任を取らないまま、LINEに依存する子どもたちが増えているのが現状だ。では、LINEのサービスを提供しているLINE株式会社は、現状にどう取り組んでいるのか?同社では、これまで未成年者対策として、援助交際に使われやすかった『ID検索』の18歳未満の利用を不可としたり、保護者、学校向けに「安心安全ガイド」を同社のホームページで公開している。

①子どものスマホを一方的に取り上げたり、LINEを禁止しない。
LINEでいじめにあった時に子どもが教師に相談しても「スマホは校則で禁止しているだろう」と取り合ってもらえなかったり、親に言うと「だったらやめなさいよ」とスマホごと取り上げられる可能性もある。それを恐れて子どもが相談しなくなる可能性があるし、ただいじめが見えなくなるがけで根本的な解決につながらない。「取り上げたり一方的に禁止するのは一番やってはいけないこと。依存している子どもだとパニックになってしまいます」(前出・墨岡院長)「スマホを禁止するといじめが逆に奥に奥に入って見えなくなる>LINEがあるから人間関係がおかしくなるんだ。みたいな正論だけでは現実を解決できない」(全国ICTカウンセラー協会安川雅史代表理事)「止めるのではなく、続けるという前提で親子で話し合いましょう。子どもに聞くと意外と夜中までLINEをしていることに疲れていたり、苦しんでいたりします」(前出・遠藤代表)
②親がLINEやスマホについて知識を持つ
LINEについてどういう仕組みになっているのか、できれば自分でやってみることをお勧めする。たとえばスマホでなくとも「iPod  touch 」のような音楽プレーヤーでもLINEが利用が可能なことも、どれだけの親が理解しているのがろうか?「家の子にはスマホを持たせてないから大丈夫」と考えるのは危険。クリスマスプレゼントや誕生日のプレゼントとしてiPod touchを渡したところ、LINEの使い方を子どもが同級生から教わって、内緒でしていることがある。「子どもがスマホなのに、親がガラケーを使っていると、どのような危険がスマホにあるか知ることができないでしょう。自分が使い方もわからない包丁を渡すのと同じです」(全国ICTカウンセラー協会安川雅史代表理事)
③家庭内でスマホの利用についてルールを作る。
東京都内に住む40代男性は2人の娘が高校に進学する際にスマホを買い与えた。「家でスマホを使うときは、居間で家族がいる前で、というルールを作っています。話し合うと意外に素直に従ってくれました。主な使用はLINEのようです」「長時間のスマホ使用に疲れている子どもも多いのですから、家庭内でルールを話し合うことで子どもはむしろ安心するかもしれません。(前出・遠藤代表)
④依存しているサインを見逃さない。
前出の墨岡院長によると、依存している子どもは本来の勉強時間や睡眠時間がスマホに取って代わられるので、成績が急落したり、朝起きれなくなる傾向があるという。

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