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リベンジポルノ

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リベンジポルノとは

全国ICTカウンセラー協会 安川雅史

リベンジポルノとは、恋人や配偶者との関係が終わってしまった人が、嫌がらせで、相手
の裸の画像やわいせつな画像、わいせつな動画などをネット上に流出させることです。ア
メリカのカリフォルニア州では罰金刑の対象になっています。東京三鷹市の女子高生殺人
事件では、容疑者によって被害者のポルノ画像が出回ったことを受けて、日本でも「リベ
ンジポルノ」という言葉が広まりました。ケータイやスマホでの撮影が主流になり、カメラで撮影しフィルムを現像に出すのと違い、人には見せられないような写真も気軽に撮影する人が増えています。アメリカでは2000年代後半から、少女たちの間で、自分の裸や下着姿の画像を携帯メールに添付して恋人に「プレゼント」するのがはやり出しました。日本でも、LINEやメールで恋人に自分の裸の画像や下着姿を送るなどの行為も広まってきています。 無許可で撮影した他人の写真を投稿するのはプライバシー侵害として禁止する法律は各国で存在します。しかし同意の上で撮影された写真の場合は、別れたあとで公開しても違法とされないため、別れた腹いせにより多くの人々が、信頼していた相手によって裸の画像をさらされ、相談してくるケースが増えています。 インターネット上には、無断投稿と思われる日本人の卑猥画像がいくらでも見つかります。これらの行為は、名誉毀損やプライバシー侵害にあたる立派な犯罪です。公開すると相手を脅せば脅迫罪にもなります。18歳未満の被写体の場合は、児童ポルノ禁止法違反になり、厳しい刑罰を受ける可能性があります。対象が18歳以上であっても、わいせつ物頒布罪となる可能性があります。遠距離恋愛であまり会えない相手に頼まれ裸の画像を送ってしまう子もいます。何故、
送ってしまったのかを聞いたところ、「彼を信じている」「特別な存在だから」「浮気さ
れたくないから」などの答えが返ってきました。また、見ず知らずの人とネット上で友達
になり、頼まれて裸の画像を送ってしまった女の子もいますが、何故、見ず知らずの人に
裸の画像を送ってしまったのかを聞いてみると、「むしろ見ず知らずの人だから平気だと
思い羽目をはずしてしまった」との答えが返ってきました。 恋人や、ネット上で知り合った人に裸の画像などを送ってしまうと、それが消せない傷として一生残る可能性もあるのです。1度投稿された画像は海外のサイトに載せられることもありすべて削除するのは極めて難しいと言えるでしょう。またLINEやメールで出回った画像をすべて削除するのは実質的に無理だといえます。裸の画像や他人に見られたくない画像は相手がだれであっても絶対に記録に残すべきではありません。1度撮影された画像はいつネット流出するかわからないのです。

リベンジポルノ法
【名称】
私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律案
【定義】
「私事性的画像記録」(電子情報)、「私事性的画像記録物」(有体物)
性交または性交類似行為に係る人の姿態他人が人の性器を触る行為又は人が他人の性器等を触る行為に係る人の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの衣服の全部または一部を着けない人の姿態であって、殊更に人の性的な部位が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの
(※本人が第三者に見られることを認識した上で撮影を許可した画像を除く)
【罰則】
公表罪
=第三者が撮影対象者を特定することができる方法で、私事性的画像記録(物)を不特定多数もしくは多数の者に提供し、又は公然と陳列した者≪3年以下の懲役又は50万円以下の罰金≫
(2)公表目的提供罪
=(1)の行為をさせる目的で、私事性的画像記録(物)を提供した者 ※LINEなどによって拡散目的で特定少数者に提供 ≪1年以下の懲役又は30万円以下の罰金≫
【プロバイダー責任制限法の特例(画像の削除)】
現状、プロバイダー等が権利侵害を判断できない場合、7日経過しても不同意の申し出がない場合、削除されることになっているが、これを2日に短縮する特例を設ける。
また、被害者死亡の場合は、遺族が申し出可能。
【支援体制等の充実】
●支援体制の整備等
①被害者が告訴などを行いやすくするために必要な体制の充実
②削除の申し出先、申し出方法等についての周知を図るための広報活動等の充実一元的に被害者の相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備
●被害の発生を未然に防止するための教育及び啓発

□リベンジポルノ法で今までと何が変わったのか?

※今までは、画像を撮られた段階で合意していれば、それがどのように使われても自己責任との考えが強く削除応じてもらえないこともあったが、自民党の法案が通れば、サイトに載せる上で本人の合意がないものは違法となり、対応がスムーズになる。
※削除期間の短縮も拡散を食い止める上でかなり有効。
※本人が亡くなられてる場合は、遺族が削除依頼を要請できる。
※海外のサイトに載せられた場合の対応は法改正されても難しい。
※下着姿や後ろ姿の裸の画像、ベットに(彼氏と)一緒に横たわっている画像などは、法改正されても規制の対象とはならないことがある。


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