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LINEいじめニュース⑤

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バースデーワンダーランドを安川雅史が解説
世界35以上の賞を受賞した原恵一による映画「バースデーワンダーランド」。全国ICTカウンセラー協会代表理事安川雅史によるコメント

安川雅史講演会日程



2014年8月12日 日本テレビ スッキリ!!

「LINEいじめ」3つの要因!「既読」「言葉勘違い」「裏グループ」なぜ日本だけ?
  
中・高校性の間で携帯電話無料アプリのLINEを使ったいじめが急増している。利便性から世界で約4億人が利用しているLINEだが、日本では34歳の大阪府議が中学生相手に脅しまがいのメッセージを発信するなど、便利な通信手段から逸脱する使われ方も目立つ。
去年に比べて半年でトラブル2倍以上
  全国ICTカウンセラー協会代表理事 安川雅史氏によると、LINEをめぐるトラブルやいじめについての相談件数は、2年前(2012年)の35件から昨年は497年、さらに今年は7月までに1036件と急増している。安川雅史代表理事は「LINEによるいじめが起きる背景には3つの大きな原因がある」と次のように指摘する。

   一つは、「既読」「未読」機能。読んだら「既読」の表示が出るが、返信しないと「なぜ返信を出さないんだよ。ムカつく。あいつは友だちから外す」と絡むケースが多い。「未読」でも「イライラする。スマホをいつも持っているのにおかしい。グループから外そう」となる。
   二つ目は文字の怖さ。短文のために真意が相手に伝わっていないケースだ。たとえば、グループで「映画に行こうよ」という誘いに、相手が「何でくるの?」と返信すると、乗り物は何で来るのかという問いなのに、何であんたが来るのかと意味を勘違し仲間外れにする。
   三つ目は閉鎖的な世界によるいじめ。閉ざされた空間のため正論がすべて通るとは限らない。腹が立つと思ったら正論を言った相手をみんなで潰してしまう。これがLINE上でのトラブルの大きな要因になっているという。中学2年生の話によると、クラスに表のLINEグループがあって、その中の一人にあまり好きでない子がいたら、その子を外して裏のグループを作り、外した子を「ウザい」など悪口を言い合うのだという。





2014年7月29日 日経新聞

大人は知らないLINEいじめの実態
親から見えないLINE上のいじめ 証拠残らず
ネット依存 進む低年齢化
 
無料通話アプリ「LINE」を筆頭に、スマートフォン(スマホ)などでコミュニケーションするアプリは子どもや若者の生活に欠かせない。ただ、仲間はずれや犯罪の温床となるなど問題点も明らかになってきた。利用ルールを子ども自身が作ったり、親も積極的にスマホやアプリを学んだりと、よりよい付き合い方の模索が始まっている。

5、6年生の約8割が「スマホや携帯電話を使ったことがある」と手を挙げた(神戸市の西郷小学校)
 「LINEで友人を無くした」。東京都内に住むAくん(19)はぽつりと話した。高校3年の冬、進路も決まりアルバイトを始めた。クラスの男子仲間でLINEをする時間と重なり、会話に入れなかった。
■たった数時間で
 帰宅途中にスマホを見て驚いた。「なんでA入ってこねえ?」「死んだんじゃね?」。次の日、クラスに行くと自分の机が廊下に出されていた。「たった数時間しなかっただけで」。ショックで学校に行けなくなり、卒業式も出なかった。嫌な感情は今も残り、大学生になってもスマホは持たず、LINEもしない。

 LINEの利用は無料。1対1で短い文章でやり取りする以外に、100人までをグループ化して複数で「会話」できる。送った文章がスマホ画面に吹き出し風に浮かび、実際に会話を楽しんでいる感覚になる。文字のほか、スタンプと呼ぶイラストで感情を伝えたり、写真や動画も送れたりする。読んだかどうかが分かる「既読」マークが付くのも特徴だ。

 中学2年の春名風花さん(13)はスマホ歴2年。LINE、短文投稿サイト「ツイッター」、交流サイト「フェイスブック」などを使いこなす。「LINEは楽しい。メールだと題名つけなきゃだし面倒」。LINEではクラス女子、クラス男女、部活など13のグループに所属する。少し見ないと未読が3000件もたまることもある。

 春名さんはブログでLINE上でのいじめについて問題提起している。「たまたま、自分はいじめにはあってないけど、周りでは外しとか聞く」。「外し」は相手をグループに入れ、裏でその子を外したグループを作って、その子には分からない話題で盛り上がること。本人が気づいても会話履歴は消せる。「だから証拠が残らない。いわば完全犯罪」(春名さん) LINEは「早く返すことが一種の礼儀」と話すのは川崎市の女子高校生Bさん。勉強に集中しようと、一時的に受け取りを拒否する「ブロック」機能を使うと、翌日学校で相手から「LINEでいじめられた」などと言われ、外しの対象にされかねない。「誰もやめようと言わない。深夜2時とかもざら」(Bさん)


 筑波大学の土井隆義教授は「大人はLINEで『既読』となっても相手が都合のよい時に返してくれればいいと思えるが、若者は常につながっていることが重要」と指摘。「ネット依存症」だという。

 通常、依存症は快楽を感じるものだが「必ず受け答えをしなければならない苦痛や、相手が応えてくれないことへの不安が強くなる」と分析する。友人の数が自分の価値を測る指標になってしまっているともいう。ただ「本当の友ではなく、独りぼっちにならないようにいつも一緒にいる保険のような相手」。

 こうした問題は中高生だけではない。「低年齢化が著しく、トラブルは小学4年でも起きている」と兵庫県立大学の竹内和雄准教授。母親のスマホを使ってLINEをする小学生も少なくない。ゲーム機などで無料の無線通信網を使ったり、携帯のショートメッセージ機能も使ったりといくらでも手段はある。

 「高学年女子が携帯で仲間外れの相談をしているのをたまたま見つけた」と神戸市立西郷小学校の望月和恵校長。「昔と異なり、いじめが見えにくくなった」。しかし携帯やスマホを取り上げて確認するのは難しい。「ならば早いうちに使い方を考えさせたい」(望月校長)と、竹内准教授の研究室から大学生を呼び、出前講習を行っている。
■損害賠償、退学
 悪ふざけのつもりが大ごとになることもある。7月初旬、岐阜県の中津川市立坂本中学校は全国ICTカウンセラー協会の安川雅史代表理事を招き、ネット利用のマナー講座を開いた。安川氏は、ある学生が飲食店で調味料の容器の先を鼻に入れて撮った姿をツイッターに載せたところ、個人が特定されて店から損害賠償を求められ、学校も退学になった例を話した。

 中学生たちは「名前が分かるの?」「場所も?」と顔を見合わせる。写真の位置情報や、写真以外に投稿した情報を統合すれば個人が特定されることもある。「ネットに載せれば全世界で見られるという認識がない」(全国ICTカウンセラー協会・安川雅史代表理事)

 全国ICTカウンセラー協会にはいじめのほか、性犯罪や架空請求などの標的になった子どもや親からの相談も急増している。子ども同士のいじめ、大人が介在する犯罪。隣で静かにスマホを見ているあなたの子どもが今、直面しているかもしれません。

2014年7月23日 毎日新聞

LINEいじめで自殺?
<青森高2死亡>ラインでトラブル 「いじめ自殺の可能性」

青森県八戸市の県立八戸北高2年の女子生徒(17)の死亡を巡り、県教育委員会は23日、「いじめにより生命に重大な被害が生じた可能性もある」として第三者機関を設置し、調査を始める方針を明らかにした。両親は無料通話アプリのLINE(ライン)を巡る同級生とのトラブルなどを学校側に伝え、「いじめを苦に自殺した可能性が高い」と訴えていた。

【子供のスマホ「夜間制限令」】愛知県刈谷市が先駆け
 県教委によると、生徒は今月4日、医療機関受診後に遅れて登校し、昼休みにいなくなった。8日に八戸沖で遺体で発見された。生徒の母親は今年1月、「(複数の生徒との)人間関係に悩んでいる」と相談。学校側はその時点では切迫したいじめと捉えず、進級時のクラス替えで対応した。

 同校の生徒数は約700人で、いじめに関するアンケートを年3回行っている。直近では、生徒が行方不明になった後の4日の授業終了後に配布し、8日に回収したが、生徒へのいじめを指摘する記述はなかったという。

 生徒の遺体発見後、両親は学校側に「仲間外れにされていた」「ラインでトラブルがあった」などと伝え、真相解明を求めた。23日に記者会見した福地進校長によると、生徒が1年生の時に当初所属していた数人のラインのグループを抜け、別のグループに加入したことが、生徒死亡後の全校調査で分かったという。福地校長は死亡との因果関係は不明とし「疎遠になった、という認識でいる」と話した。学校側は同日午後6時から、緊急保護者会を開催。説明などは約3時間に及んだ。

 一方、同日に会見した県教委学校教育課の成田昌造課長は、いじめ防止対策推進法が規定する「重大事態」にあたるとして第三者機関を設置する方針を説明。「遺族の気持ちに沿った調査を行う」と話した。ラインを巡るトラブルについては「具体的な内容は今調べている」としている。

 青森県では今月7日に「いじめ防止対策審議会条例」が施行されたばかり。第三者機関は条例に基づき、月内にも弁護士や臨床心理士ら専門家6人で設置し、本格的な調査を始める。【森健太郎、塚本弘毅、宮城裕也】
 ◇LINE 5億人登録。相談も急増
 スマートフォン向け無料通話アプリとして人気が高いLINE(ライン)。登録者数は2013年に世界で1億人を突破し、現在は5億人を超えている。1対1での通話やメッセージ交換の他、複数で同時に情報交換ができる「グループトーク機能」があり、日本でも急速に普及しているが、グループでのやりとりがいじめに発展するケースが社会問題化している。2014年8月時点で登録者は5億人を突破。

 今年2月、広島県三原市の県立高校で野球部員(当時16歳)が自殺した問題では、学校による調査でラインでのやりとりが自殺原因の一つと判明。部員間のグループから一方的に外されたり、練習試合の際に事実と異なる場所を伝えられたりしたことがあったという。

 ネットでのいじめ対策などに取り組む「全国ICTカウンセラー協会」(東京都中央区)によると、ライン上のトラブルに関する相談は昨年の497件から今年は6月末で866件と急増し、中高生が中心という。同協会の安川雅史代表理事は「顔が見えないライン上のやりとりでは発言が過激化しやすく、精神的に追い詰めてしまう」と指摘。やり過ぎによる寝不足や成績低下に悩む子供も多いといい、「学校で問題点を話し合い、ラインでの言葉の暴力や仲間外れがいじめだと気づかせるべきだ」と話す。

 トラブル防止に向けた動きも始まっており、愛知県刈谷市は4月、小中学校の生徒に午後9時以降、スマートフォンなどを使わせない試みを開始。北九州市も5月以降、小中と特別支援学校のPTA協議会が「ケータイ夜10時オフ運動」に取り組んでいる。

【佐藤賢二郎】
 【ことば】いじめによる重大事態
 昨年9月に施行された「いじめ防止対策推進法」は、いじめによって、児童らの生命や心身などに重大な被害が生じた疑いがあるとき▽児童らが相当期間、学校の欠席を余儀なくされている疑いがあるとき--を「重大事態」と定義。児童生徒が在籍する学校、または学校の設置者(教委)に対し、組織を設けて事実関係を調査するよう規定している。

2014年7月12日 東京新聞夕刊

親に通知 いじめ防げ LINE不適切やりとり

無料通信アプリLINE(ライン)を舞台にした子ども同士のいじめを防ごうと、ITベンチャー企業「エースチャイルド」(東京都品川区)が、「死ね」「うざい」などトラブルにつながるメッセージがやりとりされた場合、親に警告を通知するサービスを始めた。児童買春など性犯罪防止にも役立つという。
 これまでLINEのやりとりは第三者が見ることはできず、親が把握できない一因になっていた。エース社の西谷雅史社長は「いじめを受けた子は、親に心配を掛けたくないという心理があり隠すこともある。サービスは監視ではなく、親子で情報共有し話し合える環境をつくりたかった」と強調している。
 スマートフォン上で使える交流サイト見守りサービス「Filii(フィリー)」を利用し六月末から始めた。親がユーザー登録し子どもの承諾を得て、見守り対象として設定。いじめにつながる不適切なメッセージが、LINE上でやりとりされた場合、親の閲覧ページに警告が表示される仕組みだ。子どもも同じ警告情報を見ることができる。
 同社が警告対象として、いじめや児童買春につながる言葉約二万語を事前に選定。親はどのユーザーとのやりとりだったかが確認できる。ただメッセージ全文は子どものプライバシーに配慮し親には分からない。対応するのはアンドロイドのスマホだけで、当面は無料でサービスを提供する。
 LINEをめぐっては、世界で利用者が5億人に達する一方、いじめの温床になっているとの指摘もある。ネットいじめ対策などを担う「全国ICTカウンセラー協会」(東京都中央区)によると、LINE上でのトラブルの相談は昨年が四百九十七件だったが、今年は六月末までに八百六十六件と急増している。
 相談は中高生が中心で、複数でやりとりする「グループトーク」機能で、仲間外れにされるなどの相談が目立つ。メッセージが「既読」になっても返信をすぐに返さないなどささいな理由でいじめに発展する場面もある。全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長は「面と向かって言えない言葉を相手に投げ付けてしまう。親もLINEの仕組みがよく分からず目が行き届かない。子どもだけで問題を抱えるのは良くない」と指摘する。

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