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フェイスブック乗っ取り被害実例と防御方法

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フェイスブック乗っ取り被害




全国ICTカウンセラー協会 安川雅史


■乗っ取りの手口

フェイスブックでは、「3人のアカウントを友達にさせると、アカウントを乗っ取れる」らしいですが、どうしてそのようなことが可能なのでしょうか。防ぐ方法はあるのでしょうか。

回答

■Facebookのアカウントを乗っ取るには、相手のメールアドレスを知っていることと、乗っ取りたいFacebookに登録している3人の友達の協力が必要となる。
入手したメールアドレスを入力し、アカウントを特定。自分のメールアドレスを使いパスワードを再発行する。しかし、いつもと違う端末からアクセスした場合、ロックがかかってしまう。ロックを解除する方法として、Facebookの友達の助けを借りる機能がある。Facebookの友達3人に認証コードが送信され、それらが入力されれば本人確認がされてアカウントにアクセス可能となり、Facebookが乗っ取られてしまう。


■対策
・メールアドレスを公開しない
・アカウント設定→セキュリティ設定
から信頼できる連絡先を設定しておく。
信頼できる連絡先を設定しておくと、
ロックを解除するために送られる本人確認のメールは信頼できる友達にしか届かないので乗っ取りを防ぐのに有効である。
・他のSNSで使用していない、大文字、小文字のアルファベットと記号を織り混ぜた10桁以上のパスワードを設定する。
・Facebookのパスワードを他のオンラインサイトで使用しない。
・パスワードを他人に教えない
・追加のセキュリティ機能を使用する。
・メールアカウントがセキュリティ保護されていることを確認する。

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■フェイスブック乗っ取りの目的、友達」への影響

クレジットカード、PayPalアカウントを使用されて課金が行われる。アプリも乗っ取られる。フィッシング・架空請求など詐欺行為に使われる可能性がある。出会い系サイトの誘導に使われる。その人への嫌がらせ信頼喪失に使われる。Facebookの友達を騙し金銭を引き出す、高額商品の購入や宗教などへの勧誘に使う。友達の信用をなくしたり、友達が巻き沿いで被害にあうこともある。

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■乗っ取られた場合の対応方法

アカウントが乗っ取られたり不正アクセスされた場合は、アカウントの安全を確保できます。
Facebookのヘルプセンターに
不正使用されたアカウントを報告。
アカウントが他人に不正使用された、またはウィルスの被害を受けたと思われる場合は、[アカウントが不正使用された]ボタンをクリック。安全を確保し、アカウントの利用を再開する手伝いをしてくれる。

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■普段からの対策、気をつけるべきこと



1.ユーザ名などに個人情報を使わないようにしましょう。情報公開は慎重に最小限に
2.名前が「晃」で「akira」などのユーザIDを使うのは危険なのでやめましょう。
3.メールアドレスから検索できないようにしましょう
4.Twitterにはメールアドレスでアカウントを検索する機能があります。検索フォームにメールアドレスを入力して検索すると、そのメールアドレスで登録しているアカウントが見つかってしまい危険です。
5.Twitterに登録したメールアドレスを知人との連絡用にも使っているなら無効にしてください。アカウント乗っ取りから身を守るためには、他人に絶対にIDやパスワードを教えてはいけません。
ID・パスワードを知られると勝手にログインされていまい、乗っ取られてしまいます。
6.ログイン画面を装ったページもあります。本当にTwitterのものか確かめてください。URLを見てよく確認してください。怪しいURLは決して開いてはいけません。
7.プロフィールは細かく設定しない。


■フェイスブックの危険から身を守る方法


メールアドレスと携帯番号は、今すぐ「自分のみ(非公開)」に再設定を!
Facebookでは、ログインにメールアドレスか携帯番号とパスワードが必要です。


自分のプロフィールページでFacebookログイン用のメールアドレスや携帯番号を公開してしまうとアカウントを乗っ取られる可能性があります。メールアドレスや携帯番号を「公開」以外に再設定しましょう!「自分のみ(非公開)」にしましょう!


メールアドレスを公開したい人は、ログイン用メールアドレス以外のものを掲載するようにしましょう。

メールアドレスやケータイ番号以外にも、個人情報に関わる項目を、公開するのは控
えたほうがよいでしょう。

■公開制限のない状態で、ウォールにつぶやき感覚の書き込みをしたり、今いる場所、仕事、私生活といった情報を公開しているとネットストーカーによる被害を受けたり、友達へのプライバシー侵害を招くおそれもあります。

フェイスブックは、細かくプライバシー設定が可能なので、適切な設定を徹底することが大切です。
[公開]を選ぶと、インターネット上のすべてのユーザーがフェイスブック上の自分の情報を閲覧できます。フェイスブックに登録していないユーザーも閲覧できるので慎重になる必要があります。

[友達]では公開レベルが友達までなので、見知らぬ相手に個人情報をオープンにしたくない場合に最適といえます。

[カスタマイズ]を選択した場合、自分のウォールを見られる友達を限定したり、非公開にする友達を選択可能です。もしも、特定の友達に対し情報を公開したくない場合は、この設定の利用したほうがよいでしょう。

「つながりの設定」ではフェイスブックに登録している他のユーザーと、どのようにつながっていくかを設定できます。
「友達リクエストを送信できる人」、「あなたのウォールに投稿できる人」、「あなたにフェイスブックメッセージを送信できる人」などを設定することができます。

フェイスブック特有の機能であるタグについても、「タグ付けの設定」で管理も忘れてはいけません!
あなたの写真を、友達であるAさんがフェイスブックにアップしタグを付けた場合、友達Aさんの友達Bさん、Cさん……その他の友達が、あなたのフェイスブックページにジャンプし、顔や名前を知ることが出来てしまいます。
このような状況を避けたい場合は、[友達にタグ付けされた投稿について、プロフィール掲載の確認をする]の項目で[オン]を選択してください。
そうすれば、タグ付けされた写真をあなたのプロフィールに掲載するかどうか、そのつど選べるようになります。このようにして自分の個人情報の拡散を防いでいかなければなりません。


フェイスブックの友達情報は、アプリを使うと全てダウンロード可能です。このアプリを使うと、友だちが自分でプログラムをインストールしたかどうかに関係なく、その友だちのユーザーID、名前、性別、誕生日、自己紹介、現在地、出身地、プロフィール専用URL、顔写真のURL、出身高校、最終学歴、勤務経験、アフィリエーションに関する情報を引き出すことができてしまいます。


全国カウンセリング協議会に寄せられた相談

Facebookから個人情報や行動が調べられストーカー被害にあったり、乗っ取られたなどの相談が全国から寄せられますが、しっかりと危険から身を守る手段を身に付けなければなりません。ストーカー被害にあったり、乗っ取られてから慌てることがないようにしなければなりません。Facebookは拡散力があるので、問題発言をしたり、問題画像を載せると取り返しがつかないことにもなります。また乗っ取られた場合、自分だけではなく友達にも被害がおよぶことも自覚した上で安全な使い方をしてほしいと思います。

フェイスブック乗っ取り被害事例

2016年3月 21才大学生男性

フェイスブックのアカウントが乗っ取られ、
友達に不審な広告が知らないうちに送信されていた。


2015年10月 20才大学生女性

友達の友達にまで、送った覚えのないイベント案内とURLが送られていた。乗っ取られたかもしれない

2015年10月30才男性

載せた覚えのない、写真と文章、リンク先が投稿され友達40人がタグづけされていた。アカウントが乗っ取られた可能性がある。


相談に対する回答

→10桁以上のパスワードに変更し、フェイスブックが乗っ取られ、記事を勝手に投稿されて、タグづけされている旨を友達40人に知らせてもらう。その後、友達のひとりがリンク先から、商品を代金引きで購入したことが判明。商品をまだ、受け取ってないとのことなので、商品の受け取り拒否をしてもらう。アカウントを今後、乗っ取られないためにセキュリティを設定し、ロングイン通知設定、ログイン承認の設定をしてもらった。

2015年4月19才大学生男性

フェイスブックの友達が全員友達解除されて、外国人の知らない人たちに総入れ替えされていた。これからどう対応すればよいか?

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