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生徒との相談の乗り方⑦

相談に乗るときも大切ですが、終わったときも大切です。いすに座って生徒の顔も見ないで、メモをとりながら「じゃあね」と言う先生と、ドアまで一緒に歩いていってくれる先生。皆さん、どちらの先生を選びますか。生徒と一緒に立ち上がって、一緒にドアまで歩いて行く、たかが30秒、40秒かもしれません。その30秒、40秒で人間の信頼関係というのは決まってきます。私は、子どもの名前を何回も連呼します。必ず、その子の名前で呼びかけます。1回呼べばいいのではなくて、何回も呼びかけます。子どもは名前を呼ばれれば呼ばれるほど、自分のことを気にしてくれているという気持ちになってきます。生徒の中には自分の名前が大嫌いで、名前では絶対呼ばないでという生徒もいます。そういう場合は名字で呼ぶなど、その子が呼んでほしい呼び方をします。あなた、きみ、おまえという言い方だけは絶対しないように心がけています。

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