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生徒との相談の乗り方⑦

みなさんは1週間前の夕食の献立を覚えていますか?1週間前、何を食べたか覚えてなくて当然ですね。人間なんですから、忘れてもいいのです。食べたときおいしければいいのです。食べながら記録を書いていても、記憶というのはよみがえってきません。しかし、食べ終わったあと、素直な感想を残しておくと、そのメモを読み返すだけで、料理の味や食卓の様子までよみがえってくるのです。相談に乗り、子どもが帰った直後というのは、その子の表情も含めて全部頭に残っています。それを感じたままにメモで残しておけばいいのです。一度生徒と信頼関係ができると、「先生、また相談に乗って」と必ず来ます。そのときは、「今日は先生、何時から時間とっているからね。それからお話ししようね」と約束する。その間に読み返しておくと、前回の内容がよみがえってきます。その子にすれば、「こんなことまで覚えていてくれているんだ。先生にだったら、こういうことも話そうかな」と思うわけです。学校とは違い家庭で子どもと話をするときは、時間設定は必要ありませんが子どもの話しを聞くときの姿勢は先ほど述べた学校での生徒対応と同じです。

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