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フィルタリングを外す親④

「LINEができなくなるからフィルタリングを外して」と言う子もいますが、フィルタリングをかけていてもLINEは今まで通り出来ます。こんなことにだまされてフィルタリングを外してしまうような親が多いのです。フィルタリングを外した親御さんに、「なんでフィルタリングを外したのですか?」と聞くと、「私は子どもを信じていますから」とか「うちの子は大丈夫」なんてなどという返事がよく返ってきます。子どもから理解がある親だと思われたい。子どもから嫌われたくない。と思っている親ほどフィルタリングを外してしまいます。親であれば、子どもから嫌われても子どもを守ることが大切です。命は一つしかありません。何かあってから後悔しても遅いのです。 特に高校生くらいになると親に反抗してきます。反抗されると、親も感情的になってしまい「フィルタリングなんて、外すわけないでしょ!あなたが自分のお金でスマートフォン買うようになったら外してもいいけど、お母さんのお金で買っている。だからフィルタリングは外さないよ!」なんて言ってしまうと、子どもも感情的になり「うっせえな!くそばばぁー!!」と大ゲンカになってしまいます。このような場合、一番大切なことは、本当に子どもに伝わるような言い方が、できているかどうかということです。例えば子どもに「お母さんね、もしあなたに何かあったらお母さん、どうしていいかわからないもの。お母さんね、あなたからいくら嫌われても構わないからフィルタリングは外さないよ。それでお母さんの事、大嫌いになるんだったら嫌われても構わない」このように、子どものことを思って、子どもに伝わるような言い方をすれば、子どもは納得します。感情的になった言葉は怒りを生むだけで、子どもの心には響きません。

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