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犯罪者に共通の性格

犯罪者に共通の性格は、意志が欠如していることである。意志が弱い人は一見すると素直で従順に見える。
しかし、その裏には危険性が潜む。殺人者が、刑務所で改心して、模範囚になったりすることもあるが、裏を返せば、環境に影響を受けやすく、環境の変化に翻弄されやすいということである。つまり、出所後は、決して良い環境が用意されているわけではないので、再び、悪の環境に影響を受ける可能性がかなり高いといえる。また、持続性が欠如しているため、犯罪者に離婚と転職を繰り返す人が多いのも事実である。意思欠如に爆発性が加われば、殺人犯に、情緒障害が加われば、連続殺人犯になる可能性が出てくる。親の前で反抗期がなく育った子どもで、いつも、素直で従順に見える場合は裏を返せば、かなり危険な状態であるといえる。自分という存在を確認できず、周りから見れば素直な良い子・・・酒鬼薔薇聖斗の犯行声明に「透明な僕」というフレーズがあった。自分は意思が弱いと思っている人・・・しっかりと自分の存在意義を確認しよう。悪の道に引きずりこまれないためにも・・・。

心理療法カウンセラー安川雅史のブログ

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