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スマホ依存によるコミュニケーション能力の低下

スマホに依存している子どもには、コミュニケーション能力の低下は大きな問題です。コミュニケーション能力とは、顔の表情や声のトーン、身振り手振りなどを通して、自分の言葉で相手に伝え、また相手の気持ちを読み取る能力です。LINEやネット上でのやり取りでは、相手の表情や反応が読み取れません。ネットに依存している子どもは、コミュニケーション能力を身につけるのが難しいと言えます。短い文面では、誤解も生じて、真意が伝わりません。最近の子どもは会話をめんどくさがり、LINEで済ませてしまう傾向があります。将来就職する上で、多くの企業がコミュニケーション能力が高い人材を求めています。私たちの社会は進化し続けても人と人との実際の関わりがなければ成り立たないのです。私たちが生きているのはバーチャルな世界ではありません。子どもたちには、現実世界で通用するコミュニケーション能力を身に付けさせることが必要なのです。スマホの普及により、スマホ依存になる子どもが増えています。保護者からの相談も、「子どもが家にいる間中スマホでLINEを使っている」「スマホを持たせたら、はまりすぎて成績が下がった」というものが目立ちます。スマホ依存は、大人も巻き込んだ大きな問題となっているのです。

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