本日 83 人 - 昨日 388 人 - 累計 905861 人

子どもをとりまくネット・トラブル③

オンラインゲームに、はまっていると顏と顏を合わせてのコミュニケーション能力が身に付かないので意思疎通が図りにくくなり、相手の立場が考えられない、相手の言葉を誤解する、すぐにカッとなる、考えていることを言葉で表現できない、人の輪の中に入れない、孤立する。など現実社会での人間関係を作るのが難しくなります。

2014年8月25日文部科学省が学力テストと併せて行う児童生徒へのアンケート調査結果を発表しました。調査結果によると、生活のかなりの時間をスマホに割いている実態が浮き彫りになりました。
中学3年生の半数近くが1日1時間以上スマホを使用し、4時間以上費やす生徒も1割を超えています。
学力テストの平均正答率と比較すると、小中全教科で、使用時間が増えるほど成績が低下する「スマホ学力低下現象」傾向が見られました。
携帯やスマホの使用時間が30分未満の児童生徒と4時間以上の児童生徒の正答率を比べたところ、全科目平均で約14ポイント、最も大きい中学数学Bでは18・6ポイントも開いていますので、スマホの使用時間調整が子どもに必要不可欠になっている状況です。
スマホは、携帯電話よりも機能が格段に増え、便利な一方で、ネット依存を誘発する要素が多く注意が必要です。
様々なゲームや動画を楽しめるほか、無料通話アプリのような交流サイトで友人らと簡単にメッセージを交換できます。
スマホに振り回されないためには、時間を管理する能力が不可欠。子どもにスマホを持たせる際、保護者はなぜ必要なのか話し合い、時間をコントロールすると約束させる必要に迫られています。

RSS