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摂食障害

19世紀後半に英、仏で注目され近年増えてきた病気で、青年期の女性に発生が多い病気。
  摂食障害には、主に神経性無食欲症(拒食)と神経性過食症の2つの病態がある。

拒食・・・食欲がなくなり、内分泌異常などの身体的変調がある。どんなにやせていても自分が異常だとは認めない神経症状の出現を助長することにより、より食欲がなくなるという悪循環になる。

過食症・・・「気晴らし食い」と呼ばれる過食行動を頻繁に繰り返す。過食直後に嘔吐あるいは、下剤を乱用する浄化行動が見られる。
無気力、抑うつ的治療を求める傾向がある。(自分が異常だと自覚している。)

拒食症と過食症は、全く別の疾患ではなく、相互に移行したり重複したりするような病気であり、その患者は、非常に多様で病像も複雑である。

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