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いじめがわかった時の学校との連携の取り方⑪

罪を犯した子どもたちを3人とも集めて話なんか聞くと、話を折り曲げて自分たちが都合がいいように話をするのです。警察だって、尋問するとき犯人を全員同じ場所に集めて話なんて絶対聞かないです。必ず別々の場所で同一の時間に話を聞くというのが基本中の基本なのです。だから、一人では対応できないのです。例えば、加害者①にはA組の担任の先生に話を聞いてもらう。加害者②にはB組の担任の先生に話を聞いてもらう。加害者③にはC組の担任の先生に話を聞いてもらう。ただし、ここでちゃんと学年で話をして質問項目は全く同じことを同一の時間に話をすることが大切です。 そこにさらに副担任の先生が入ります。副担任は話には一切加わりません。副担任は担任が質問して加害者が答えているときの様子をただ単に見てもらいます。加害者の子どもが話している表情を特に中心に見てもらいます。気が付いたことはメモをとります。さらにICレコーダーで話し合いの内容は記録します。これが副担任の仕事になります。副担は、一切話には加わらないようにします。

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