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ソーシャルメディア 家庭や学校でのルール

 総務省は2013年4月、携帯電話会社や教育関係者らでつくる「安心ネットづくり促進協議会」と連携し、無料通話アプリを含めた「ソーシャルメディア」を青少年が利用する際、家庭や学校でルールを作るよう呼びかけを始めた。具体的なルールのひな型を同協議会が作成、他人を中傷する書き込みをしないことなどが示されている。利用時間などのルールは、子どもの理解も得て決めてほしいという。
 長野県教育委員会は2月、無料通話アプリのトラブル事例や安全に利用するためのポイントをまとめ、県内の小中学校、高校に配布した。アプリの設定によっては、知らない人からメッセージが送られてくる可能性があるなどの注意点も網羅した。県教委のホームページでも公開しており、「保護者にも周知してもらいたい」と担当者。
 安川さんも、「際限なく利用しないよう時間を限定するなど、家族や友達同士での取り決めが必要」と話す。「文字によるメッセージは会話と違って、相手の感情などがわかりにくく、誤解を招きやすい。表現にも注意してほしい」と呼びかけている。(2013年5月16日 読売新聞)

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