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いじめの被害者を守る学校の対応④

2回目の話は矛盾点だけを聞いていきます。3人が共通のことを答えたものに関しては、質問項目から省きます。これを繰り返していくと逃げ切れなくなります。嘘はつき通せないものです。 矛盾点ばかり突いていくと「あいつしゃべっているんだな」ていう気持ちになるんです。人間というのは、皆さん方が例えば悪いことをしたとしても、3人グループで何かやって、別々な場所で話を聞かれると、大体3回目ぐらいで、「あ、私の言っていることはばれているんだ」という気持ちになってくる。そうすると、本当のことを話し始めます。本当にやっているのであれば、3回繰り返すと子どもたちは認めますよ。
やったということを自分たちで認めさせてから保護者を呼びます。子どもの問題だから親まで呼ばなくていいでしょうという先生もいるんですが、だめですよ。必ず、実態はちゃんと伝えることです。保護者にも責任があるのですから。これからの子どもの対応についてもちゃんと保護者として考えてもらわなければならないのです。

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