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旭川女子中学生いじめ凍死事件

旭川女子中学生いじめ凍死事件とは、2021年2月に発生した北海道旭川市の市立中学校の女子生徒に対するいじめ、集団性的暴行により当該女子中学生の自殺に繋がった事件である

概要
当該女子中学生は2019年4月に北海道旭川市の旭川市立北星中学校に入学して間もなく、学校の近くの公園で知り合った2学年上の同じ中学校の女子を含む中学生男女らに虐められるようになった。被害者の女子中学生はその中の他校の男子中学生による「裸の動画送って」「写真でもいい」「お願いお願い」「(送らないと)ゴムなしでやるから」などといったLINEメッセージによる脅迫に恐怖し自身のわいせつ画像を当該男子に送ってしまい、それを機にその画像が中学生のLINEグループなどに拡散される、後日呼び出されて自慰を強要されるなどしていじめが激化することとなった。その後、被害者の女子中学生はいじめグループ10人近くに囲まれ、2019年6月22日にウッペツ川へ飛び込み自殺未遂をする事件を起こし、警察が出動することとなった。警察は、いじめグループから母親の虐待が飛び込み自殺未遂の原因と説明されたため、母親が病院へ行くことを拒んでいた。しかし、友達だと言っていたいじめグループから被害者宛てに心配するメールや着信が一切ないため不審に思い被害者のLINEを確認。残っていたトークや画像からいじめを認識し、旭川中央署少年課が捜査を開始した。また、母親による虐待がないことが判明したため入院中の娘との面会を許可した。いじめグループは、自身のスマートフォンを初期化するなどして証拠隠滅を図ったが復元し、わいせつ画像やわいせつ動画の証拠を入手。児童ポルノ禁止法違反 (製造) で当時14歳未満だった他校の男子中学生の一人を触法少年扱いで厳重注意処分、その他のいじめグループメンバーも強要罪の証拠不十分で厳重注意処分とした。被害者の女子中学生は2019年9月に引っ越したもののいじめによるPTSDを発症しており、2021年2月に失踪する直前まで入院や通院をしながら自宅で隠遁生活を送っていた。
2021年2月13日、中学2年生の被害者の女子中学生は、氷点下17度の凍てつくような寒さの夜、突然家を飛び出して行方不明になり、警察による公開捜査が行われたものの、3月23日に雪の積もった公園で凍死した状態で発見された。検死により、低体温症によって失踪当日になくなった可能性が高いことが判明している]。
問題点
• 2019年4月から6月にかけて合計4回にわたり母親が担任の先生へいじめの調査を依頼したが「本当に仲のいい友達です」などと一日で返答され本格調査に至らなかった。また被害者が担任の先生へいじめの相談をした際、加害者には言わないようお願いしたにも関わらず、その日中に加害者に知れ渡り不信を抱かせた]。
• いじめグループが所属していた他の中学校で弁護士同席の元2019年8月29日に「謝罪の会」が実施されたが、北星中学校は弁護士同席に難色を示し市教委による指導の末2019年9月11日にようやく許可した。北星中学校の「謝罪の会」は、教員は全員退席し録音も禁止された。
• 校外で起きた出来事のため、わいせつ画像の拡散に責任は負えないと、北星中学校教頭が母親に説明した。
• 北星中学校は、母親や市教委に対していじめの事実はなかったと説明した。
反論
• 2019年時の北星中学校校長によると、「被害者の女子中学生は小学生の頃からパニックになることがあり、小学校から引き継ぎされていた。自殺未遂をする6月22日の2日前に母娘で口論になり公園を飛び出す出来事があった。公園を飛び出すのは自傷行為と同義のため以前から自殺願望があったと思う。いじめに関するアンケート調査を毎年行っているがいじめは認識されていない。今回の事件もいじめではない。自慰行為強要と被害者の死亡に関係性はないと思う」とのことである。

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