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スウェーデンのいじめ対策

スウェーデンの教育法には、教員が、生徒が他の生徒の権利を侵害する行為を阻止しなければいけないと明記され、学校がいじめ対策を立案することが義務づけられている。また、民間組織いじめ反対協会が、いじめの被害者の問題解決のための援助を行う。学校の教員、保健士、カウンセラーなどからなるいじめ監視対策グループがいじめ調査を行う。学校内でいじめを受けている可能性がある生徒がいた場合、いじめ監視対策グループに直ちに連絡を取り、いじめは行われているのか?誰がいじめているのかを極秘に調査し、事実を明確にする。いじめを否定する子に逃げ道をつくらない確かなデータをそろえる。いじめの加害者が複数の場合は、一人ひとりと個別に面談する。翌日にもう1度、面談を行い、どうしたらいじめっ子がいじめられっこをヘルプできるかまで話を進める。その後、いじめの加害者の親に連絡を取る。いじめの加害者に何らかのサポートが必要な場合もある。その後、数週間はいじめの加害者の行動を監視する。いじめの被害者とも連絡を取り合い、その後の状況を確認する。いじめの加害者とは、2週間後、面談をする。状況次第では、その1~2週間後にさらに面談を行う。最も大事なことは、いじめの被害者を絶対に裏切らず守ること。2006年4月から学校庁内に生徒オンブードという役職が設けられた。生徒オンブードは差別、いじめ問題などの広報に努め、いじめの被害者の代理となり学校に対して損害賠償を請求する職である。損害賠償は学校側が十分な対策を取らなかったと判断された場合に請求される。裁判か和解になるが、学校側が十分な対策を行ったということを証明しない限り支払い責任が生じる。


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