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高2自殺見舞金、遺族が申請 長崎、学校応じず自ら

長崎市の私立高2年だった男子生徒=当時(16)=が平成29年4月に自殺した問題で、いじめなどで死亡した場合に支払われる死亡見舞金を、遺族が今年3月下旬、関係機関に申請したことが3日、分かった。

 学校が設置した第三者委員会は「同級生のいじめが主要因」とする報告書をまとめたが、学校側は受け入れない考えを示し、見舞金の申請をするよう遺族が求めても応じなかった。死亡から2年と定められている申請期限が今月20日に迫ったため、遺族自らが申請することにした。

 申請先の機関は、災害共済給付制度を運営する独立行政法人日本スポーツ振興センター。遺族は取材に「お金の問題ではない。学校側が申請をしてほしかった」と述べた。学校は「コメントは差し控える」としている。

2019年4月3日 産経新聞

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