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教師がいじめの被害者・加害者に対応する上での留意③

生徒の相談に乗るときは必ず座って話をしてください。立ったままの状態で話を聞くことは絶対にしてはいけません。立ったままの状態は喧嘩状態なので生徒の不安を大きくしてしまいます。座って生徒と視線を合わせて話をしてください。ただし、生徒の目をじっと凝視してしまうと、生徒を精神的に追い詰めてしまいますので、生徒の目が、泳ぎ始めたり、瞬きが多くなってきたら、先生のほうから、そっと下を向いて一度視線をそらして、また生徒を見るように心がけてください。生徒の話を聴くときは、大きく頷きながら話を聴く事が大切です。大勢の前で話をしたことがある人ならわかると思いますが、話をしているときに聴衆が頷いてくれるだけで、かなり話しやすくなるはずです。ただし、むやみやたらに頷けばいいというものではありません。半分うわの空で相槌を打っていても、生徒との信頼関係はできないので生徒に安心感を与えたり、本音を聞きだすことはできないでしょう。

心理療法カウンセラー安川雅史のブログ

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