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いじめの加害者にも被害者にもならない子育て④

19.親が家庭でいつも疲れた顔をして、「大変だ」、と毎日仕事のつらさばかりをなげいたり、会社や上司の悪口ばかりを言っていれば、将来に希望が持てない。仕事上での出来事や、楽しかったこと、やりがいを感じることなど、身近にいる親だからこそ伝えれることが大切なのです。

20.紙のオムツが出来、おしっこが吸収されるだけでなく、うんちまで吸収してしまうものまで出来ている。なるほど、親にしてみれば便利である。一昔前は、布のオムツで、泣いて表現することにより、親は、おしっこやうんちに気がついたものである。最近は、泣かない、手のかからないよい子が増えたが、言い換えれば表現が出来ない子が増えたともいえる。おしめも布のように1回1回洗う必要もなく捨てればいいだけである。親からしてみれば助かるが、楽した分の反動は必ずくる。

21.親が自立していない・・・いまだに親が自分の親(祖父母)から精神的に自立していない場合は親自身の社会性が身についていないので、子どもに社会性が育たない

22.叱れない親・・・自由や権利を尊重するのが当然と思う親が増えれば、ニートも当然増える。我慢することや、いやなこと、面白くないことでもやらなければならないことを小さい頃から教育することが必要なのだ。思春期の子どもが問題をおこすと、さらに物分りのよさをみせ未成年の飲酒・喫煙を許す親も多い(人に迷惑をかけた場合、親が厳しく叱ることも親の役目なのだ)

23.責任感が強く、まじめすぎる「こうすべきだ」「こうでなければならない」と厳格すぎる親に育てられた場合、内気で大人しく自分を表現できない子になってしまう。

24.消極的で近所との交流もない親に育てられた場合、こどもに社会性が身につかず、人間関係をつくるのが下手で、仲のいい友達は、きわめて少ないといえる。また、先生との間にも打ち解けた人間関係を築けない人が多い。

心理療法カウンセラー安川雅史のブログ

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