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不登校を生み出す家庭①

家庭の中で会話がない。親が精神的に不安定。夫婦関係がギクシャクしていると、子どもの身近にいる母親は、子どもだけでも自分の思いどおりに育てようと必要以上に干渉しまう傾向があります。高校生になっても、自分で朝起きられない子もいます。「もう7時だよ。学校に遅れるよ。早く起きなさい」と毎朝起こしているのです。知らない間に子どもが目覚ましではなく親が起こさなければ起きないように育っていることに、気付いていないのです。お客さんが来たときも「こんにちは言ったの?」お年玉を親戚からもらったときも「ありがとう言ったの?」と子どもが言う前に親が強制的に言わせてしまう。「こんにちは」とか「ありがとう」は、人に言わされるものではありません。このような育て方をされた子どもは、小学校低学年の頃は、人の目を気にして周りに合わせる傾向が強いです。なぜかと言うと、家にいるときは全部親が、「ああしなさい、こうしなさい」と指示してくれるのです。しかし一歩外に出ると、同年代の子がそんなことを指示してくれません。当然、学校の先生も指示してくれません。自分で何をしていいのか分からないため、人の目を気にするのです。更に過保護が加わると状況が悪化することが多いです。

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