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ウイルスの脅威

スマホは、パソコンと同じようにウイルスの脅威にさらされています。不正アプリは、スマホ内の情報を盗み出す目的で作られています。Android向けの不正アプリは増加傾向にあり、2014年の第1四半期(3か月間)で75万件以上が発見され、累積では400万件に近づこうとしている(全世界の統計)。ジャンルとしては、ゲームが圧倒的に多く、次にツール系のアプリが増えてきています。情報を盗み出すことを目的とした不正アプリが全体の92.7%を占めていることもわかりました。このタイプの不正アプリをインストールしてしまうと、電話番号やメールアドレスなどの端末内の個人情報や、画像、電話帳のデータ、端末の位置情報などを盗み出されてしまう可能性があります。トレンドマイクロの調査では、Android端末向けの公式マーケットであるGoogle Playの人気無料アプリ上位50件のうち、約80%のアプリについて偽アプリの存在が確認されています。「GooglePlay」では、アプリを作り登録するだけで身元確認さえできれば誰でも自由に数時間でアプリをアップロードすることができます。iPhoneのアプリは厳しい審査がありますが、アンドロイドケータイは身元確認くらいです。アンドロイドケータイでアプリを利用する場合、新たにアップロードされたアプリは、アプリの評判や、運営サイトなどもチェックしてからダウンロードしなければなりません。不安な場合は、au、ドコモ、ソフトバンクの公認アプリや「Amazon Appstore」から選ぶといいでしょう。2014年の10月には、Appleの公式マーケットであるApp Store上でもオリジナルと同額で販売される偽アプリが見つかっています。セキュリティソフトを使えば、不正アプリの侵入経路となるスパムメールや不正Webサイトへのアクセスを未然にブロックしてくれます。また、インストールするアプリの安全性を事前にチェックし、情報を漏らす可能性がある場合には警告してくれます。ソフトによっては、インストール済みのアプリの危険度を判別してくれるものもあります。不正アプリの脅威から身を守り友達の情報を守るためにも信頼のおけるウイルス対策のソフトを入れるべきです。

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