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学校の運営を揺るがす悪質投稿

関東の高校生で、震災があった日に自転車でお年寄りをひいて、そのまま帰宅したことをブログにアップした子がいました。パスワードを入力しなければ見ることができない状態にしていましたがパスワードは簡単に破られてその子の悪事がいろいろ発覚し、ネット上で叩かれ大変なことになったケースがあります。タバコを吸っている画像や震災のときに友達ととった不適切なプリクラなど2ちゃんねるにまとめられ、その子の持っているブログやプロフ類はすべて閉鎖しなければならない状況になりました。通っている学校名や連絡先も書かれてしまったので、学校に批判の電話がひっきりなしに入り学校側も対応にしきれなくなり、警察に相談したが対応できないとの事で、警察から、全国webカウンセリング協議会に相談がありました。協議会が間に入り、2チャンネルを中心に削除依頼を送り、2チャンネルから書き込みは消えましたが、削除までに時間がかかったため、あっと言う間に拡散し、未だにその情報は残っています。最近の企業は、面接だけでは判断しないといいます。フェイスブックやツイッター、プロフ、ブログなども、やはり判断材料とするとの声を聞きます。先ほどの生徒も一生消えない傷を背負ってしまいました。また学校選びの際も、オープンスクールや、パンフレットだけでなく当然、今の時代の子は、ネットで受験したい学校の評判を調べます。悪評が書かれていたり、まずい画像を見つけると、別な学校を受験するとの声もよく聞きます。また当然、その情報は、LINEなどを通して仲間内に出回りあっという間に学校の評判は落ちてしまいます。生徒たちの間では、まずい書き込みやまずい画像を載せている子のことは分かっていますが、自分のことではないと無関心でいます。しかし自分の通っている学校のイメージが悪くなるということは、自分の評判を悪くしていることになります。そのことに気付かせなければなりません。

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