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ゲーム依存による弊害

ゲームは子どものコミュニケーション能力や社交能力の低下につながり、感情をコントロールできないなど深刻な事態を招くこともあります。また、睡眠時間が不足すると、ストレスがたまりやすくなり、チック症状や抑うつ状態になることもあります。 2014年の文部科学省の調査で、小中学校の不登校が12万人と6年ぶりに増えました。不登校のきっかけを調査したところ、複数回答で34%が「生活のリズムの乱れ(睡眠障害)」をあげていました。スマホが子どもの睡眠や脳の休息にとってよいはずがありません。睡眠は脳の疲労を回復させるのに必要です。十分に睡眠がとれない子どもは、前頭葉や海馬の発達に影響が出ると言われています。前頭葉は脳の司令塔です。前頭葉は社会性や理性を司っているため、この働きが悪くなると反社会的な性格傾向になることがあります。海馬は長期記憶(神経回路)をつくる為の役割を果たす器官なので、当然、記憶力低下につながります。
子どもはスマホを通してゲームの中の暴力やSNSでのネットいじめにさらされることがあります。こうした環境によって子どもは暴力に対して鈍感になり、問題が起きたときに暴力的な言動に出ることは普通のことだと考えるようになってしまいます。

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