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SNSやゲームに夢中になる子ども

教師や保護者は、日ごろから顔を合わせての会話の大切さを教えていかなければなりません。また、未成年に問題投稿などをさせないためには、情報モラル教育も、ホームルームなどの日常の会話の中でも行われることが必要です。不登校やいじめにあった子どもがSNSやゲームに夢中になり、抜け出せなくなることもあります。問題を抱えた子がSNSにハマる理由は共感してくれる相手を求めているからです。擬似恋愛ゲームの彼氏に夢中になり、夜、寝ようとしても「まだ寝るなよ」と言われ朝までやり取りを繰り返し不登校になった女子中学生もいました。子どもがネットやゲームに夢中になる原因は現実逃避です。ネットやゲームをしているときは、学校のことも、家族のことも忘れることができると言います。部活に打ち込んでいたり、勉強を頑張っていたり、現実生活が充実している子どもはネット依存やゲーム依存にはなりません。不登校になっている子どもがネットやゲームに依存してしまうのは、現実では面白いことがなく、ネットやゲームに夢中になっていたほうが余計なことを考えなくてもいいからなのです。ネット依存やゲーム依存から子どもを救うには、子どもが悩みを打ち明けられる環境をつくることが大切です。親の表情が和やかだと子どもは落ち着きます。リビングが居心地のよい場所にすることも大切です。しっかりと子どもの気持ちを受け止めネットやゲーム以外の居場所を作ってください。スマホでのつながりは、本当のつながりとは違います。子どもたちには本当の人と人とのつながりの大切さを保護者も教師も教えていかなければなりません。スマホが子どもたちの遊びの世界に深く入りこんできたことで、子どもは今や数えきれないほどのさまざまな刺激的なゲームがいつでも出来る環境にあります。

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