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LINEに夢中になる子ども②

ふだん向かい合って話している言葉というのは、顔の表情や声のトーン等いろんなものからその意味を受け止めています。しかし、文字だけでは人によって意味の捉え方に違いがうまれます。冗談が冗談と通じなかった事が原因で、いじめに遭っている人もいます。最近、学校の保健室で、毎日、同じ子がベッドを占領していて、本当に具合悪い子が保健室に入れないということが起きています。毎日、来る理由は、朝方までLINEをやって、具合が悪くなるからです。昼間、保健室で寝ていて、家に帰ると眠たくないから朝方までLINEをやる。まるで、保健室に寝に行っているようなものです。この子たちも、LINEをやめることができないのです。
これは、親の責任です。親として言うべきことをきちんと伝えないといけません。「優子は、琴美ちゃんや智ちゃんのことを本当の友達だと思っている? お母さんね、本当の友達だったら、お互いに成績落としあったり、寝不足になったりするようなことってしないと思うのよ。優子がやっていることは、お母さんにはお互いに足を引っ張り合っているだけにしか見えない。本当の友達だったら、きちんと話したらわかると思うよ。優子も、『自分の時間ないなぁ』なんて思ったことあるでしょ? たぶん友達も同じようなこと思っているよ。お母さんも毎日一生懸命、優子の為にご飯をつくるから、ご飯や勉強の時はLINEやめようよ。LINEをやる時間を何時から何時までって決めない? 優子だったら、友達に言えるでしょ」。このように、きちんと子どもが納得がいくように真剣に子どもと向き合って話をしなければいけません。

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