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躁うつ病

内因性の精神病で感情や気分が障害を受ける病気。躁状態とうつ状態が入れ替わる場合、躁のみ、うつのみの場合もある。

・躁状態
気分が高揚し、爽快感にあふれる状態。自信に満ち、疲れを感じない。その反面、怒りっぽくなったり、誇大妄想を持ったり注意が散漫になったりする。
・うつ状態
抑うつ気分。不安や焦燥を感じる状態。抑うつ神経症と違う点は、思考力や集中力が減退すること。また、抑うつ気分が朝方に激しく、夕方になると軽くなる日内変動が見られる点です。うつ病では、身体症状も多く、睡眠障害や食欲減退、便秘などがみられる。身体症状が主に前面にみられるうつ病を仮面うつ病という。
・治療と予後
主に薬物治療が主になります。うつの場合は、病前性格から、かなりがんばりすぎていることが多く、出来る限り早く休息を取るようにし、自殺をしないように約束するなどの対応が必要になる。多くの場合予後は、比較的良好。

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