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いじめの被害者の心理状態③

いじめの被害者は、いじめという現実から逃れたい気持ちがあります。自分がいじめられている事を現実として認めたくないので、いじめを受けている子どもは、心に大きな傷を抱えているにも関わらず、親の前では何事もないふりをしてしまいます。いじめられている子どもにとって、自分がいじめられている事を親に話すという事は、いじめが現実に起こっている事として認める事になってしまうからです。いじめを受けている子どもたちは、必死にいじめられている理由を探そうとします。そして、多くの子どもたちは、自分がどうしようもない人間だからいじめられているんだと思い込んでしまいます。いくら考えてもいじめられている理由がわからなければ、自分が駄目な人間だかという考えになってしまうのです。いじめられている子どもにとっては、いじめを事実として認めるという事は、自分は駄目な人間だという思い込みを現実として認める事になってしまうのです。

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