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LINEいじめ4つの要因

●「既読」「未読」機能。
メッセージを読んだら「既読」の表示が出ますが、友達だったら読んだらすぐに返信するのが当たり前と、イライラし友達関係が悪くなり、グループから外された。という相談は多いです。「未読」が続けばスマートフォンはいつも持っているのにおかしい、裏技を使って未読にするのは卑怯だとグループから外れたという相談まであるのです。

●文字の誤解
未成年の中には、コミュニケーション能力が未熟な子も多いです。顔が見えないままやり取りすれば、誤解や行き違いが起こることもあります。また短文のために真意が相手に伝わっていないこともあります。たとえば、グループで「映画に行こうよ」という誘いに、相手が「何でくるの?」と返信すると、交通手段を確認するためのメッセージにもかかわらず、「何であんたが来るのか」と意味を勘違し友達との関係が悪くなった。また、服のセンスを誉めようと思い、「服のセンス良くない?」と送信したつもりが、「?」が抜けて言い争いになったケースもあります。

●閉ざされた空間
閉ざされた空間のため正論がすべて通るとは限りません。腹が立つと思ったら正論を言った相手をみんなで潰してしまう。また、気に入らない子を外した、裏グループをつくり、みんなでその子の悪口をいうなどしてLINE以外の実際の人間関係でも孤立させられてしまいます。
今のいじめの風潮は、一対一ではなく集団対一人。LINEはメールよりも短文でのやり取りが多く、行き違いや勘違いからいじめに発展しやすいツールといえます。LINEでは常につながっているため、学校での気詰まりが帰宅しても続きます。
LINE利用を禁止としている学校や時間制限時間をしている学校もありますが、子どもたちは禁止されることにより隠れて使うようになるため、トラブルが起きた時に先生に相談しにくくなることがあります。安易な禁止で、問題解決を図ることはできないのです。

●空気を読んでないスタンプ
空気を読んでいない発言、空気を読んでいないスタンプなどがいじめや仲間外れのきっかけになることもある。

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