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子どもの話を聴くときは⑥

子どもの正面に至近距離で座ると子どもは追い詰められ視線を合わせません。学校の先生方でも生徒の正面に座る先生がいるのですが、生徒は下ばかり向いてほとんど先生の顔を見ませんからね。人間というのは目と目が合わなければ、気持ちが伝わりませんよ。どちらかが目をそらしている間は気持ちが伝わらないのです。正面だと子どもが不安定になって目をそらしたがりますので、ほんのちょっとでも距離をとってください。 手を伸ばせば届くくらいの距離に対角線に座ります。不安定な子どもは声が小さいですからね。子どもを一番追い詰める言葉を、学校の先生方も親もよく言ってしまう。「何? 聞こえない、もう1回言って」これは絶対に言ってはいけないんです。

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