本日 208 人 - 昨日 327 人 - 累計 911612 人

フィルタリングを外す親①

高校生ぐらいになると、親に反発してくる子も多いです。高校生ぐらいになるとフィルタリングを外している子が、結構います。友達が外していると、自分も外したくなるんですね。子どもはこういう言い訳をしてきます。「だって、フィルタリングがかかっていたら、音楽とかダウンロードできないでしょう。着うたも着メロもできない。クラスの中でフィルタリングをかけている人はいないんだよね」これは嘘です。フィルタリングをかけても着うた、着メロ、音楽は今までどおり聞けます。音楽は今までどおりダウンロードできますよ。
 2012年10月から音楽に関して著作権法が厳しくなっています。例えばこう考えてください。皆さん映画に行きました。この映画、お母さんも見たかったけど、お母さん今日仕事で来られないから、あ、そうだ、撮影して家に帰って、お母さんに見せてあげようと考えて、映画を撮影して帰るとどうなりますか?「1,000万円以下の罰金もしくは10年以下の懲役、場合によってはその両方が科せられます」と映画が始まる前にながれていますよね?音楽とか映画は著作権で守られているのです。審査を通った音楽のサイトは今までどおり利用できるのです。
 フィルタリングに引っかかってくるのは、犯罪の音楽サイトということです。本来利用してはいけない音楽のサイトがフィルタリングに引っかかってくるのです。だから子どもが、「だって、私の利用していた音楽のサイト、全然聞けなくなっちゃった、お母さんのうそつき」と言ってもうそではないのです。「犯罪の音楽サイトだからフィルタリングに引っかかったんだよ」と説明できるような親になっていかなければならないのです。

RSS