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いじめ自殺とうつ病の関係性

思春期の子どもは、いじめなどにより、抑うつ状態になるケースが多いです。しかも抑うつ状態はしばしば自殺を考えるようになるので、親や教師は、子どもの変化に十分に気をつけなければなりません。特にうつ状態が深刻になると危険です。自殺した子どもの書いた遺書を読むと、家族思いの、心の優しい子が多いことが、うかがえます。家族に対しての謝罪の言葉に続いて、いじめに対する告発が書かれていることが大半です。いじめた子どもたちの名前を挙げ、いじめの事実をこと細かく述べています。憎しみというよりも客観的ないじめの事実のみを書いているケースのほうが多いです。いじめられている子どもは、いじめは悪いことだとわかっています。しかしそれを受け入れてしまった自分自身も許せなくなり、自己否定につながります。お金をたかられ、額が増えていくうちに親のお金に手をだしてしまったりすると、自分自身も許せなくなるのです。いじめや嫌がらせに耐えていたものが、いつのまにか許容量を超えてしまい、孤立状態になったときに最悪の事態を招くこともあります。

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