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いじめの被害者を守る学校の対応

学校側の対応として、クラスの中で先生が話しをするのは絶対にやってはいけません。子どもの気持ちを考えると、これは最悪の事態になります。クラスの中で、「これはクラスの問題だから、クラスのみんなにも把握してもらわなければならない。これはいじめなんだ」ということを先生がホームルームでクラスの生徒に伝えてしまうと被害者の生徒は、よけい学校に行きづらくなってしまいます。いじめられている当人の気持ちは全く考えていません。そんな見せしめにされて学校に行けるわけがないでしょう。 まずは、いじめの実態が分かったら、学年で必ず話し合いの内容を共有しなければならないです。例えば、ボイスレコーダーで記録した内容、さらに、親から提出された書類、いじめの実態。親から聞いた話の内容は全部学年で共有します。今のいじめはもう担任一人で対応できなくなっています。必ず学年で対応しなければならない時代に変わっているのです。というのは、いじめが見えづらくて、しかも複数の子どもがかかわっていることが多いからです。無視であるとかネットでの嫌がらせであるとか、複数で一人の子どもをというのが今の時代のいじめの特徴です。

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