本日 363 人 - 昨日 504 人 - 累計 907925 人

報告書「学校側のいじめ対応不十分」那覇市教育委員会が謝罪

那覇市教育委員会は9日、市内の中学校で女子生徒がいじめを受け不登校になった問題を調査した報告書を公開し、いじめに対し学校の対応が不十分であったと謝罪し、再発防止に努める考えを示した。

2015年6月、那覇市の中学校に通っていた当時1年生の女子生徒は、同じ部活やクラスの複数の生徒から蹴られたり、「死ね」と言われたりするなどのいじめを受けていた。
女子生徒の母親から担任に申告があり、2年生の時には加害生徒と別クラスになったが、3年生の時に学校側のミスで加害生徒1人と再び同じクラスになったことにより、女子生徒は不登校になった。
これについて、弁護士などでつくる那覇市いじめ問題専門委員会は、学校側がいじめを深刻な事態と認識せず対応が不十分であったとする報告書をまとめ、学校側に問題があったことを指摘した。
田端一正教育長は生徒と保護者に謝罪し、委員会の報告を真摯に受け止めいじめの早期発見・対応に努める考えを示した。

沖縄テレビ

RSS