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保育園の副園長が園児へ暴力 従業員へのいじめもあったか

福岡県で保育園の副園長を務める女が園児の顔をたたきケガをさせたとして逮捕された。さらに別の園児が背中を蹴られたり、トイレの前で食事をさせられたりしていたなどと驚きの証言が次々と出ている。

 

福岡県宗像市の保育園副園長・清原こづえ容疑者(40)。今年6月、園内で6歳の年長の男の子の顔をたたき、全治2週間のケガをさせた疑いで逮捕・送検された。

以前通わせていた保護者「副園長が好き放題やって(園児が)殴られたとか暴言を(吐かれる)とかは山のようにある」

娘を預けている保護者「(子供に)口止めですよ。大人がやることですかって」

警察によると事件当日、園児たちは「ブリッジ歩き」という、あおむけになって両手をついて歩く練習をしていた。被害にあった男児はこのときに顔面をたたかれたと話しているという。

被害男児(6)「人より遅れたから先生にたたかれた」

迎えに来た母親が顔の腫れに気づくと、清原容疑者は「何かにぶつかったかも」と説明。医師の診断後、母親が改めて問いただすと「手が当たったかも」などと話が変遷したため、警察に被害届を出したという。

警察の調べに対し、清原容疑者は容疑を否認。

清原容疑者「(男児が)泣いていたので両ほほにタッチするように触れただけ」

事件を受け、宗像市は清原容疑者の暴力行為や指導についての相談が2016年以降、11件寄せられていたと発表。事件翌月の7月にも別の園児に口の中を切るケガをさせていて、先月、市と県は再発防止を口頭で指導していた。

自分の息子も被害を受けたという保護者は「(清原容疑者から)『気にいらないから』と言って、トイレの前に机出されて、そこで食事させられたり背中蹴られたり(園内の)階段でバーンって蹴られて転げ落ちたり」

さらに別の園児に対しては――

以前通わせていた保護者「気にいらない子供に食事の給食のみそ汁をバーンとかけたりとか、3、4歳くらいの子にひらがなが読めないからって『あなたはできないから外に出なさい』と立たせたりとか」

警察によると、清原容疑者は園長の娘で、実質的にこの保育園を運営。園では10年間で60人以上の職員が退職している。

近くに住む人「(約2年前に)従業員がいじめられて、副園長から。集団で10人くらい一気に辞めていった」

警察は清原容疑者が同様の犯行を繰り返していたとみて調べている。
日テレNEWS24

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