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遺族「一区切りついた」=中3自殺、いじめ報告書で-神戸

 2016年10月に自殺した神戸市立中学校3年の女子生徒=当時(14)=について、いじめが原因とする再調査の報告書が提出された16日、母親が記者会見し、「一区切りをつけることができ、娘の死と本当に向き合えるようになった」と心境を語った。
 再調査報告書には、いじめの背景なども盛り込まれており、母親は「前の報告書には違和感と疑問点だらけだった。今回の報告書は再発防止につながる」と評価した。
 また、市教育委員会も同日、記者会見を開き「遺族に心より深くおわびする」と陳謝。長田淳教育長は「公正公平な調査が行われていれば約2年半もの間、苦しみを負わせることはなかった。遺族に真摯(しんし)に寄り添った対応ができていなかった」と述べた。

2019年4月16日 時事通信

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