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ひきこもりの子どもに多い性格

1.子どもは親に気持ちを理解してもらいたく、「お母さんになんてわからない」と叫んだり,物にあたったりする。親もイライラしたり不安定になる。お互いの思いを通そうとする限りこの関係がいつまでも続く。親が一歩引いて子どもの訴えに耳を傾けることができれば、子どもの心は少しずつほぐれていくものである。

2.ひきこもりの子どもに共通している思いは、結局親にわかってほしいという思いである。世界中の誰もわかってくれなくても、自分を生み育てた親だけには、わかってほしいのである。

3.子どもが何も話さなくても、雰囲気で子どもの気持ちを察して黙って心を添わせることが大切である。「結局どうしたいのか?」「もう家から出れないんじゃないか?」と決め付けてしまったり、すぐに解決を急ぐと泥沼にはまってしまう。また、親が「いったい、いつまで、そんなことをしているの?」「いいかげんにしなさい」「そんなことをしていると親の恥だ」という対応をしていると、家にいても落ち着か
ない。弟、妹からも「ずるい」と言われ、一層、自分の殻に閉じこもりざるを得ないのである。

心理療法カウンセラー安川雅史のブログ

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