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コンピューターウイルスを作る子どもたち②

未成年が、コンピューターウイルスを作り、感染させたり、不正アクセスを行って金品を強奪したりするなど、未成年がネット犯罪に手を染める事件が繰り返し起きています。ネット上で簡単にネット犯罪の知識やツールを手に入れることができることが事件の背景にあります。遠隔操作できるウイルスの作成ツールをネットで手にいれることができ、ランサムウェアでは作成・送金などを行う代行サービスまで存在しています。

これらの犯罪は主に不正アクセス禁止法違反になり、マルウェアの作成やその感染行為は、不正指令電磁的記録に関する罪、(ウイルス作成罪違反)となり逮捕されるケースもあります。サイバー犯罪というと、企業や政府を攻撃するサイバー犯罪グループや詐欺グループが思い浮びますが、青少年によるサイバー犯罪が多いことも忘れてはいけません。未成年が、自分の知識や技術を自慢し、嫌がらせやイタズラ目的で、安易に不正アクセスを行いことも少なくありません。学校教育などを通して、小学校の高学年のころには、不正アクセスは重大な犯罪で重い罪となることを実例も含めて教えていく必要があるといえます。

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