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連続殺人

土浦で起きた連続殺人事件の金川容疑者の部屋には100本近くのゲームソフトがあり、日々、ゲームに没頭していました。金川容疑者は定職につかず、アルバイトで貯金し、お金が目標額に達したらバイトを辞める生活をしていました。ゲームばかりにはまり、人とのコミュニケーションがほとんどなくなってくると、ゲームの世界が本当の世界のように感じてしまう危険性があります。確かにゲームをして、寝るだけの生活になり、ゲームが生活の大半を占めてしまうと、バーチャルの世界に洗脳されてもおかしくありません。ゲームにはまって抜け出せない子は、大脳皮質の前頭前野の活動レベルが低下し、意欲や情動の抑制機能が働かなくなって、思考活動が衰えると言われています。思考活動が衰えると、無気力や、すぐにキレる子どもになりやすい と言えます。家族ともコミュニケーションがなく、1日中暴力的なゲームにはまり、社会に出たがらない。これは、子どもだけの責任ではありません。

心理療法カウンセラー安川雅史のブログ

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