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少年犯罪者の性格的な特徴

1.何をやってもすぐに飽きて長続きしない。特定の親友と呼べる友達もすくない。                          人と親密な関係が保てない。他人に対しては疑り深い。                  
2.人間的な感情が欠如している。感動的な映画や悲しい映画をみても何も感じない。                         動物など生き物に対して、「かわいい」とか「面倒みてあげたい」という気持ちがわかない。また、他人に対しても、かわいそうだと感じる心や、恥ずかしさ、反省、良心などの感情に欠けている。表情に乏しく、自分の苦痛や死についても鈍感である。                                  
3.すぐに頭に血が上り、カッとなると何をするかわからないタイプかストレスが溜まっても誰にも相談せず、イライラが少しずつ、許容範囲を超え、一気に爆発するタイプがある。                              
4.相手に心理的、身体的苦痛を与えて、自分を性的に興奮させる性的サディズムが見られる。男女比では、6対1で、男性に圧倒的に多く、13歳から17歳の未成年の年齢で行為障害をおこしているケースがほとんどである。行為障害は、生育環境に重要な要因があると考えられている。両親が道徳的でしつけに厳し過ぎたり、子どもに過度な期待をかけ過ぎたり、夫婦間の大きな溝などにより、子どもの性格の中に反社会的な行為障害を発症するケースがある。

心理療法カウンセラー安川雅史のブログ

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