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LINEいじめ4つの要因

●「既読」「未読」機能
メッセージを読んだら「既読」の表示が出ますが、友達だったら読んだらすぐに返信するのが当たり前と、イライラし友達関係が悪くなり、グループから外された。という相談は多いです。「未読」が続けばスマホはいつも持っているのにおかしい、裏技を使って未読にするのは卑怯だとグループから外れたという相談もあります。

●文字の誤解
未成年のコミュニケーション能力は、まだ未熟です。顔が見えないままやり取りすれば、誤解や行き違いが起こることもあります。また短文のために真意が相手に伝わっていないこともあります。たとえば、グループで「映画に行こうよ」という誘いに、相手が「何でくるの?」と返信すると、交通手段を確認するためのメッセージにもかかわらず、「あんたは、来るな」と意味を勘違し仲間外れにされた子もいます。また、服のセンスを誉めようと思い、「服のセンス良くない?」と送信したつもりが、「?」が抜けて言い争いになったケースもあります。ささいな誤解が原因で不登校になった児童・生徒もいます。

例1.グループで「映画に行こうよ」という誘いに、相手が「何でくるの?」と返信すると、交通手段を確認するためのメッセージにもかかわらず、「あんたは、来るな」と意味を勘違いされた。
例2.服のセンスを誉めようと思い、「服のセンス良くない?」と送信したつもりが、「?」が抜けて言い争いになった。
例3.「それは関係ないしね。」と書いたものが誤変換されて、「それは関係ない死ね。」と送ってしまい友達と喧嘩になった。
例4.「バカだね」と突っ込むつもりが、相手は本気でバカにされたと勘違いして喧嘩になった。
例5.冗談で言ったつもりが、文末に(笑)が抜けて、険悪な感じになってしまった。


●閉ざされた空間
閉鎖的な世界によるいじめ。閉ざされた空間のため正論がすべて通るとは限りません。腹が立つと思ったら正論を言った相手をみんなで潰してしまうのです。また、気にくわない子を外したLINEのグループ、裏グループをつくり、みんなでその子の悪口をいうなどしてLINE以外の実際の人間関係でも孤立させることもあります。

●空気を読んでないスタンプ
空気を読んでいない発言、空気を読んでいないスタンプなどがいじめや仲間外れのきっかけになることもあります。

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