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なぜネット上では危険な行為が繰り返されるのか?②

実際に付き合っている彼氏ではなく、ネット上で知り合った相手に裸や下着姿の画像を送信して、のちにトラブルになるケースも非常に多いといえます。「なぜ見ず知らずの相手に恥ずかしい画像や動画を送るのか?」と思うかもしれませんが、「むしろ見ず知らずの相手だからこそ羽目をはずしてしまった」という未成年からの相談も少なくありません。実際、ネットで知り合った高校生の男子に裸の画像を送ってしまった小学4年生の女の子がいました。実は高校生だと思っていた相手はクラスの同級生で、クラスの男子生徒の間で女子児童の裸の画像が回ってしまったという相談もありました。ネット上での関係だと現実感がなくなって、恥ずかしいという感覚が薄れるようです。またカメラで撮影してフィルムを現像に出すのと違い、人に見せられないような写真でも簡単に撮影して相手に送ってしまう未成年も多いと言えます。 ネット上でのトラブルでは、“相手のことを女性だと思いこんで、うかつに自分の画像を送ってしまった”というケースもあります。SNSで親しくなった“女性の友達”から、「友情の証に裸の画像を交換しよう」と言われ、相手から女性の裸の画像が送られてきたので信用し、自身の裸の写真を送ったところ、実は相手は男性で交際を迫られるなどのトラブルに発展したケースもあります。送られてきた画像が本人のものであるという保証など全くありません。また、文字でのやりとりであれば、性別などいくらでもごまかしがききます。裸の画像を送るのが危険なのは当然のことですが、ネット上で知り合った“女性”に対しても、同性だからと信用せず、むやみに自分の個人情報はさらしてはいけない。と指導していかなければなりません。

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